2018年6月4日感性論哲学入門講座開催しました。今回は初参加の方も多く、感性論哲学が世に広まるきっかけとなった思風先生と行徳先生との出会い、ヒストリーからご紹介頂きました。
思風先生と行徳先生の出会い
昭和51年11月。 芳村思風先生 34歳の時、「感性論哲学の世界」という本を自費出版した。
どこの出版社でも取り扱ってくれない。東京の大きな書店を回り、4~5冊ずつ置いてまわった。 「代金も利益もいらないから、この本を置いてください」「もし売れたら店長のお小遣いにしてください。」 2,500円の本だ。 いくつかの書店でレジの横に平積みにしてくれたそうだ。 その中の1件に、渋谷駅前の大盛堂という書店があった。 本を並べた翌日。
行徳哲男先生が何気なく、その本屋に立ち寄って、 「感性論哲学の世界」を手にした。
「考え方ではなく感じ方が人間を決定する」
行徳先生は、扉に書かれたこの言葉を見て、衝撃が走った。自分がやってきたこと、やろうとしていたことの裏づけが、その本に書かれていた。今までやってきたことに間違いはなかった!そう確信したそうです。
行徳哲男先生は、その日のうちに、芳村思風先生に連絡を取った。翌日、芳村思風先生は、三重県鳥羽市から、東京の行徳哲男先生のもとへ駆けつけた。「その日から私の人生は変わりました」と芳村思風先生はいつも言う。先人の哲学者の研究という象牙の塔の世界から離れ、20代で、「感性論哲学」を考え出した。もちろん受け入れられるはずがなかった。 「感性」という言葉すら、今のようにはとらえられていなかった時代。 「理性」を磨くことが第一の時代。 「人間の本質は、理性である」と言われていた時代。 「人間の本質は、感性である。」
34歳の時書いた「感性論哲学の世界」を、自分の考えを、一人でも聞いて欲しい。ただそれだけの気持ちで、本屋さんに置いてまわった。行徳先生が、実業の世界へと結び付けてくれた。 感性論哲学を人生に活かす。 感性論哲学を経営に活かす。 多くの経営者の方が、感性論哲学との出会いで「自分の中に1本の芯ができた」と話されています。
思風先生が実践されている哲学が感性論哲学
当時行徳先生が講師をされている講座において
急遽行徳先生が体調不良により参加出来ない講座で
思風先生が忙しい中、参加頂き講師料を頂くのを断って、尚且つ行徳先生へのお見舞い金として使ってください
そんな思風先生と行徳先生との出会いから、出会っただけではなくその後も
思風先生が実践されている感性論哲学のエピソードをご紹介頂きました。