【原発】 核燃料が地下水脈を通じ外部に流れ出す可能性 (11/06/19)氏によればコンクリートを通過し地下水脈に接触するという可能性を示唆している。そう推測する根拠は、セメントと核燃料が反応して発生した水蒸気と共にプルトニウムが飛散して周囲で計測されているのではないかということだ。
そして、コンクリートを通過して地下水脈に接触していると仮定すれば、もはや水で冷却しても意味がないだけでなく、高濃度汚染水を大量に増やしているだけとなると述べている。
「最初の空焚きの時間が非常に長かったわけですから、相当早い時間の内にどんどん進展していってコンクリートの損傷までいってしまう」
メルトスルーの段階
・格納容器の内側で止まるケース
・格納容器を貫通しコンクリートで溜まるケース
・コンクリートを通過し地下水脈に接触するケース
「もし仮にそこまで進展しているんだとすれば、冷却方法としてはもはや水にこだわって冷却する必要はない。意味のない冷却を10年続けて、後から融けたものが完全に下まで行ってたとなると、結局問題(大量の高濃度汚染水)だけ作ってしまったということになる」