観測者の伝達 中国の政治変動チャルマーズジョンソンは後年売れなくなってからは明らかに中ロの息のかかった連中からカネと仕事をもらっていただろうなあとわたしは思っているが、それでも彼の業績は評価するべきものだ。 とわたしは個人的に思う。 その彼が帝国解体で「 米国は世界に軍事基地を展開しすぎている」 という風な論調から、世界における軍事基地撤退、つまり米国が国家の内部に閉じこもっていくべきだ→ アメリカファースト の概念に国内を左側の座標から誘導するお仕事に興じていたのは、結局のところ「 最後までカネの計算と、汚らしいカネのやり取りから構築される、その認識を保有して再びその座標を見つめなおさなければ決して理解できない薄汚い世界」 を彼が最後まで拒否してしまった事によって、ついぞ彼の理解にそれは現れなかったのだなあ、その薄汚さを獲得できなかったのだなあ、あのチャルマーズ・ジョンソンをしても… という感慨がわたしの中にある。
米国はドルシステムを維持する事によって帝国をやっているのだから、それを守るために反乱者を未然に皆殺しにするための装置としての軍事基地を世界に展開するのは当たり前だ。 展開維持においての年度のコストがどれぐらいであり、利回りがどれくらいであり、雇用の確保におけるその時点における政権の支持率の上昇傾向の確保と維持… これを考えるのは当たり前だ。
帝国はカネの発行権と、人間の生命の生殺与奪権における、絶対的な ちから を保有し続けているからこそ帝国なのである。
この、世界に対して軍隊を展開している… の部分を、それを兵士ではなく、移民だとか労働者だとかのコトバに置き換えて、その上で米国に居住しているアジア系の、特に中韓の数を見るがいい。 そして彼らはこれらの移民を政治的コントロール装置の一端として計画的に米国に送り込んでいるのだという視点を持つがいい。
それは 駐留兵士と何ら変わらない のだ。 ジョンソンは兵士の駐留のやり過ぎにおけるコスト割れと求心力の低下によって帝国は瓦解するという論調を組み立てた。 岩波などは喜んでジョンソンの論を商品化した。 熟れてないが。 いや、じゃあ実際読んだら面白いかっていうと面白くないからそらし方ないだろ、とわたしは言う。 そして今読んでもずれてるからなあ、とも。
中韓はこの兵士の姿をしていない兵士を米国に送り込み、それらを使って米国を実際にハイジャックする、支配コントロールしている。 彼らの背後に大使館や領事館とつながった連絡伝達経路があり、在米の中韓連中は、それらの命令に忠実に動く。 今米国などを筆頭に、現地の薬局などでマスクや医薬品を中国人たちが全て買い占めて中国本国に送っており、現地の青い目たちが一切変えないというのが相当問題になっている。 それらの命令を誰が出すのか。 勿論大使館だ。 または本国にある本社から支社に命令がいって、それを忠実に履行する姿… こういうものもある。 彼らに自由意思などない。
我々日本人にも自由意思などないが、彼らはそれ以上にない。 本当にない。 これをまず忘れないでほしい。
今米国人たちの、その潜在意識において、中国が自分たちの、そして自由を愛する人類の実際の敵だ、という概念が大きくなってきている。 彼らが大切にしている日常の様々な催しが、全て武漢肺炎によって中止になり、そして隣人が実際に死ぬという動きが発生し、その状況下で中国は「 武漢に米軍がウィルスを持ち込んだ。 悪いのは米国だ。 中国が発生源というのは人類史的な誤りであり、濡れ衣だ」 という工作を4月2日時点でいまだにやっている。
それで怒らない米国人がいるわけがない。 猿や土人のたわごとだと済ませてハハハと笑って誤魔化す段階をとうにこえて、何をどう考えてもこれを壊滅させなければならない、という方向に彼ら米国の総体は進んでいる。 わたしにはその様に見える。
だからこれから武漢肺炎において、理知的ではない台本が読み上げられる世界進行になるのなら、それを人類が選択するのなら、中国人街と呼ばれる地域が、米国の民兵、ミリシア( 今はそういう言い方はしないらしいが) によって包囲され、私刑を中心とした衝突が発生したり、かつての日系米人収容所の様な動きが現実に発生する可能性があると見ている。
そしてその先にあるのは、ロシアがクリミア半島を併合したときに、そこに生活していたとされる、反ロシアのウクライナ人、その家族たちの運命と同じものが、米国在住の中韓勢力にしかけられるのではないかというそれ。
わたしはそれらの情報を未だに本当かどうか判定しかねているが、クリミアを併合する数カ月前からロシアは内部に沢山の特殊部隊を送り込んでおり、これら反ロシアの人間を( マスコミ関係者など) すべて拉致、殺害などをしてこの地上から全て消し去ってしまった… こうした情報がある。
しかしその数が2万5千人規模( 家族を含めるのでそうなる) だったという事を聞くに及んで、そんな事が果たして可能だろうかというアタマにあるのは事実だ。 しかしロシアならやれるかも、やるかもしれない。
中国は今回の武漢肺炎発生、そしてその後の動きにおいて、明らかに傲慢であり過ぎた。
それらのツケを彼らは彼ら自らで刈り取る事を強制される流れに入るとわたしは捉える。
世界は、恐らく先進国は、中国とその眷属地域を、世界の金融と政治支配システムから切り離す動きを開始するからだ。
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中国は工作国家だ。 炎上商法的に「 武漢肺炎は米軍が中国に持ち込んだ」 という偽情報を仕掛けて、欧米の世論がどう変化するのを見越した後に次の手を打ってきた。
それは「 米国人に謝ろう」 というキャンペーンの事だ。 これは当初、米国在住の名もなき中国人が開始したことになっている。 米軍がウィルスを武漢に持ち込んだと言ってごめんなさい… という全体意図で構成されている。 沢山の動画などがSNSで、何故か削除もされずに拡散している。 その時点で工作だ。 背後に明らかに中国大使館からの命令がある。
少し前に日本からの支援物資に漢詩が書いてあってどうしたという動きがあっただろう、あれも間違いなく華人協会、その背後の中国大使館、領事館からの命令だと見るわたしからしたら( というかその視点に到達できないアナタは本当に、とことん、潜在意識まで騙されまくっている。 その迷妄の海から出よ) 、今回の米国発になっているような中国人市民が習近平政権にNOを唱えてみせる動きは、全て世界と米国を騙すための工作だと判定する。
これらの運動は、米国が中国の保有する米国債を無効化、凍結するという事の示唆を行った途端、急に現れた。 そんな動きが偶然に起きるわけがない。 そして今の時点で、中国発の情報の形になっているが、3月12日に行方不明になっていた任志強が、3月25日前後に釈放されたといううわさが飛び交っている。
これもどうせ工作だ。 欧米世界の分析官たちを混乱させる為の時間稼ぎだとわたしは切り捨てる。 かつて胡錦涛温家宝の時に、完全自由民主体制、自由選挙、言論の自由を実現した 特区 の設立構想… とやらをにおわせて、世界からの投資と求心力を集め、それらの宣伝の為に特に日本においては中国からカネと仕事をもらっているだろう左側の売文百姓を駆使して宣伝攻勢をさせていたあの動きの再現だ。 わたしは現時点でその様に切り捨てる。
コトバで生きているだけの連中は、独裁国家というものを甘く見すぎている。 彼らは、彼らの体制は、本当に殺すのだ。 生物学的に人間を殺す事にためらいが全くない連中というものを甘く見すぎている。 だからわたしは今の中国から出ている通称市民革命的などうしたこうしたの情報言論を一切信じない。 どうせ工作だ。
今までがそうだった。 そして今回の任志強どうしたの情報も同じ繰り返しにしか見えない。