避難器具(斜降式救助袋)点検①~小林消防設備 全類消防設備士 第二種電気工事士 経営学修士~福岡県豊前市の小林消防設備 全類消防設備士 第二種電気工事士 小林寮一です。
甲種5類消防設備士の小林寮一が、消防設備点検で、斜降式救助袋(避難器具)の点検を行います。
救助袋本体の点検は終わっています。
今回は機器点検でしたが、消防設備点検で降下を確認しています。
避難器具の降下試験は、消防設備点検の中でも年1回行われる総合点検の点検項目です。
総合点検での避難器具の降下試験は、設置されている避難器具全数に対して行います(消火器の内部点検のように抜き取りによる点検ではありません)。
斜降式救助袋使用方法ですが、上部操作(救助袋入口)と下部操作(地上)があります。
上部操作は、誘導ロープを地上に投下し、袋を順次降下させ、入口金枠を引き起こし、下からの展張の合図を受けたらステップを利用して足から袋内に入り降下します。
下部操作は、地上に投下された誘導ロープを引っ張って固定環に近づき、誘導ロープを取り外し、滑車の先端にあるハッカーを固定環に引っ掛け、滑車間ロープを引っ張って強く張ったロープをハドメし、展張完了の合図を上に送ります。
注意事項として、避難訓練で救助袋を使用する場合、必ず救助袋の使用方法を熟知している甲種5類消防設備士又は乙種5類消防設備士等に立ち会いを求めて下さい。
救助袋使用の避難訓練で過去に事故が起こっています。
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