ぎのわんの地名:戦争で失われた地名を伝えたい67年前の沖縄戦の激戦地となり、戦後普天間基地を作られた宜野湾市では、
市の教育委員会が6年かけて作成した「ぎのわんの地名」を紹介。
今は基地となった場所などにあった民家や店などの位置が細かく記されている。
教育委の金城良三氏はこの地域に住むお年寄りを訪ね、
村の様子を聞き「ぎのわんの地名」を作成。
この日はヌール(神女)ガー(井戸)と呼ばれる古くから神聖な井戸に案内された。
フェンスの向こう側にあった普通の暮らしを伝えたい。
金城氏は百人以上の人から聞き取りをして
昔の地名や建物の場所を地図にまとめていきました。
このようにして作成された「ぎのわんの地名」には地名が細かく記され、
戦前の集落の姿がはっきりと浮かび上がった。
金城良三氏は「より地元が活性化したり、より深い教育ができたり、
より生活が豊かになるひとつのきっかけになるのでは」と話した。
ぎのわんの地名 内陸部編
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/2556/2562/2563/2602/36742/29772.html