線引き~終われない水俣病~公式確認から56年目を迎えた水俣病。 今も多くの被害者が苦しみ、水俣病の認定を巡って紛争が続く。 2009年、水俣病問題の最終解決に向け、 特措法に基づく救済策が政治決着として打ち出された。 しかし、地域や年齢の「線引き」が設定され、 地域外の申請者は汚染された魚介類を多食した証拠を求められた。 患者団体から「幕引き」と反発される中、 申請は7月末で締め切られ6万人が申請したと見られる。 終わらない、終われない水俣病の今を伝える。
<参照>
水俣病2度目の幕引きへ 加害者救済法成立 / 線引き 終われない水俣病 / 水俣病一斉検診 / 水俣と向きあう:土本典昭
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2009/07/2009-53f6.html