次期支援戦闘機F-3の開発 欧米メーカーに足元を見られる危険も日本は、F-2の後継機としてF-3の開発を目指しており、欧米メーカーも技術支援で参加する予定だという。三菱重工が主役で、ロッキード・マーティンはシステムインテグレーション、ステルス技術を、石川島播磨重工業はエンジン、スバルは機体、BAEは部品開発を担当するという報道があるが、詳細はまだ決まっていない。日本には、過去の戦闘機のライセンス生産やステルス実証機の開発である程度の技術の蓄積はあるが、兵器システムを開発する上での欧米の兵器メーカーにはある生感覚に欠ける面がある。これは平和国家の宿命かもしれないが、色々な紛争に参加していないということも一因になっている。欧米メーカーに足元を見られないことが、重要になってくる。