観測者の伝達 20969日曜 ハルキの文学賞なんてあり得ない今の米中貿易協議の交渉を有利に働かせたいといのと、第四弾の制裁関税を回避したい、そして中国国内の尊王攘夷派とでも言える連中を抑え込むために中国は先月の29日に 開戦警告 というものを米国に向けて出しました。 これ以上貿易で中国に不当な言いがかりをつけるなら、実際の戦争を我々は起こす、それでいいんだな、という風な文章です。 それを受けて米国は3日後の6月1日、米国国防総省が発表したインド太平洋戦略報告書の中で、台湾の事を始めて カントリーと表記、つまり、公文書において台湾のことを国家と表記しました。 これは事実上の国家承認の動きになります。 だから中国の内部でそれを受けて実は相当の動揺が起きており、慌ててそれを鎮めるために習近平主席が7日、唐突に トランプ氏と自分は友人だから~ という風な優和発言をしきりに出しています。 今の段階で本当の局地戦になったら、これは中国に勝ち目がないと彼ら自身が一番よくわかっているからです。 この中国の大きな動揺の動きを イランの中枢部は見ている のですが、果たして彼らは12~14日の日程で、米国の名代として訪れる安倍首相に対応する時に、どの様なプランを採用するでしょうか。 米国は事実上、中国の国家分裂を仕掛けた、体制崩壊を仕掛けた… 誰がどうみてもそう思います。 イランの今の指導者がどうしても求めるのは今の体制の維持です。 何かの落としどころの約束が、形になる可能性があるかなとわたしは捉えます。 それも時間稼ぎにしかならないもしれませんが。 世界は変わるのです。 壊れるとも言います。 どんなに拒否してもそうなっていきます。 その中で一人一人の役割を強く問われる流れにこれから入っていく事になります。 その上で公開情報を見てほしいかと思います。