坂本真綾 逆光歌詞
憂鬱だった いつも目覚めると おんなじ天井があって
現実だって 思い知らされる ここには出口がない
どうやって終わらせるの 完成も崩壊も 永遠に訪れない物語
もう運命が決まってるなら 選べなかった未来は
想像しないと誓ったはずなのに
微睡みの淵で私は優しい夢を見る 幻と知りながら
貴方に駆け寄って もうすぐ指が触れる
そして 微笑みながら目覚めるの
本当に欲しいものが分からない こんなに飢えているのに
じっとしてたら過去に囚われる どうしても行くしかない
人は生まれながら誰もが平等って 簡単に言えるほど無邪気じゃない
痛むのは一瞬だけ すぐに慣れてしまうわ
そう割り切れた方がずっと楽だった
絶望の畔 懐かしい人の名を叫ぶ それは遠雷のように
まだただ立ってると 嵐の向こう側にいると 貴方だけに届けばいい
沈黙を破り 障壁を超えて 眩しすぎる向こう側へ走れ
雨の洗礼とぬかるんだ道 逆光浴びて泥だらけになれ
私はここにいる
貴方に駆け寄って もうすぐ指が触れる
そして 選びたかった未来を
絶望の畔 懐かしい人の名を叫ぶ それは遠雷のように
まだただ立ってると 嵐の向こう側にいると 貴方だけに届けばいい