MA 改造先頭車457系.mp4455系・457系は、401系・421系の急行型バージョンとして、1962年に登場した451系(50Hz)・471系(60Hz)に始まり、主電動機をMT46からMT54に出力を増強した453系(50Hz)・473系(60Hz)と続き、さらに山岳区間運転に対処した勾配抑速ブレーキを備えた455系(50Hz)・475系(60Hz)、そして50/60Hz共用の457系と至るグループの一員です。全国各地で活躍した交直流急行型電車も、1985年3月改正で地方線区のローカル輸送に使用することとなり、短編成化のため不足する先頭車を他系列からの転用改造車や先頭改造車など、多くの新しい番台区分が登場しました。
クハ455-300番台はクハ165・クハ169-900番台からの編入車、クハ455-400番台はクモハ165・クモハ169-900番台を電装解除した編入改造車、クハ455-600番台はサロ165・455に運転台を取り付けた先頭改造車で、東北・南九州地区で活躍しまし
た。