【金八アゴラ(2016/07/08OA)】(7/7)米国産・豪州産牛のホルモン剤の実情【食品安全】 経団連寄りと言われる東洋経済社の「東洋経済オンライン」で、食品安全問題の連載が始まり、米国産牛の成長ホルモン剤(天然・人工合成)使用の実情、豪州産牛の成長ホルモン剤の実情が書かれています。
★米国産牛の飼料の多くはGM(遺伝子組み換え)トウモロコシが使われており、かつ、成長ホルモンも使われています。
★豪州産牛の飼料は全てNon-GMトウモロコシです。成長ホルモン使用は約40%(ただし、人工合成のものは皆無)であるが減少傾向にあり、スーパーで精肉として販売されているものは不使用とのことでした。つまり、豪州産は安くて最も安全ということになります。ただし、EU向けには一切使用していないものを出荷しているため、我が国も要求するべきです。
→我が国の畜産の競争力を高めるためには、既に実施している「成長ホルモン不使用」に加えて、「Non-GM飼料使用」を徹底し、米国産に対抗するしかないと思われます。