アッシュ16才(チワワ♀)喉に穴をあけて呼吸して生き延びる.mp4アッシュ16才になりました。
3才の頃に、喉頭麻痺という喉の息をする「弁」の筋肉が麻痺。
最初は呼吸が少ないと呼吸発作を起こし、15分くらいで気を失い、
30分立った頃には、ケロっと起き上がるような不思議な状態だった。
発作の感覚が6ヶ月→4ヶ月→2ヶ月→1ヶ月と短くなり、
このままでは発作の体力減少も含めて、
小さいチワワには耐えられない…と心配して育ててきた。
3年前、発作はもう30分刻みとなり、
動物病院の酸素ケースに入れてると酸素が濃いせいなのか、
酸素ケースの入れている時は、呼吸発作を起こさない。
病院の先生も首をかしげ、「もう大丈夫です」と言われ、
タクシーで30分かかる動物病院まで迎えに行って、
その場で抱っこして帰る頃には、また呼吸発作を起こし、
あわせて酸素ケースに戻す毎日となる。
途中、激しい呼吸で、頑張って生きようとする結果、
肋骨が3本折れて、2本にヒビが入る。
特別な治療として、鉄パイプを肋骨に入れて、
折れた肋骨を形成して固定したが、
翌日に1本折れ、翌々日に1本折れ、
逆に、折れた鉄パイプの形に肋骨が固定され、
この鉄パイプが内臓を傷つけないか?と心配だったが、
外側に向かって折れたことと、尖って折れなかったので、
外側に向かって、鉄パイプは真ん中で折れているが、
なんとか、そのままの形で固定されている。
後ろ足も中枢神経の生まれつきの損傷が原因だと思われるが、
半分しか力が入らず、ちょっとつねっても、痛がらない。
結果、足の肉球が地面を向くのではなく、甲がくるんとして、
ナックリングという足の先がくるんとしちゃう状態になっている。
家の中のうち、アッシュと暮らす仕事部屋は、
パネルマットを敷き詰めることで、足が引っかかりやすく、
ナックリングをしても、足が痛くないので、常にパネルマットは重要。
高齢なので、トイレシートにたどり着く前に、お***を粗相しちゃうので、
いつも、パネルマットをティッシュで拭いて、除菌スプレーをシュシュってする。
定期的に汚れたパネルマットは洗面台でタワシで洗い、お風呂場に干す。
(もちろん、一定使ったら捨てるので、予備のパネルマットは常に買い足す)
数年前は、ボーっとしてフラフラしているので、
あわてて病院に連れて行ったら、子宮蓄膿症で子宮が「膿」でパンパンで、
その場で緊急手術をする。
ついでに、子宮がんだと思われる腫瘍も見つかり、子宮を完全摘出する。
幸い、転移はなく、その後も元気である。
…というか、16才だが、毛並みのツヤも良く、
年齢的にはよく寝ているけれど、元々、足が悪いので、
ずっと寝ていることが多い子だったので、この子の生活はそういうものだろう。
最近、心臓に不整脈がみつかったが、
激しく走ったりもしないので、穏やかに安静に暮らしていれば大丈夫だろう。
ギネスブックでは30才まで生きた記録もあるので、
ここから、あと10年は生きてもらいたい。