442部隊・日系アメリカ人の戦争を伝える日米の関係悪化は、日露戦争後に始まったと言われている。日本が経済的に行き詰まった戦争で、アメリカの仲裁によって、形式的に戦勝国扱いを受ける事が出来たのに、アメリカの満州の権益に参加を日本側は拒否。そこから、嫌日感情が出てきて、、移民制限が始まったという。そんな長い感情のもつれが、戦争と言う形になっていったとすると、真珠湾後の日系アメリカ人の置かれた境遇は、想像を絶する厳しいものだったと思われる。その中で、差別と言う敵と、ドイツという敵の二つに戦いうを挑み、最後は大統領の出迎えを受ける最高の名誉を得た442部隊の輝かしく、悲しい話を伝えるドキュメンタリーである。