迫川尚子写真展『置いてけぼりの時刻』予告編 コニカミノルタプラザ迫川尚子新作写真展『置いてけぼりの時刻』が、コニカミノルタプラザ(フルーツの新宿高野4F)でいよいよ今月末から始まるよ~。
9月30日から10月9日(ジョン・レノンの誕生日)まで。
入場無料。
とっておきの写真をご用意してお待ちしております!
(井野)
私は町の何を撮っているのでしょうか? 自分の写真を眺めながら考えました。
ふと「置いてけぼり」という言葉が思い浮かびました。
写真は町のある瞬間を切り取ります。どんな瞬間か。いわゆる決定的瞬間とも違う。
もしかしたら、ある時刻を撮っているのかもしれない。
人の生活の中には様々な時刻があります。歯みがきの時刻。おやつの時刻。恋人との待ち合わせの時刻。おやすみの時刻。
町には町の時刻があります。鳥のなく時刻。電車の混む時刻。学校のベルのなる時刻。陽の沈む時刻。
でも、私の撮る時刻はもっとひそやかな、どこかに忘れてきた時刻なのです。
それを置いてけぼりの時刻と名づけてみました。
(迫川)
(映像と音楽 井野朋也)
http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2014october/gallery_a_140930.html