東京大空襲アメリカは、東京など主な都市を灰にすれば日本側は降伏すると見込み違いをしていた。東条英機を筆頭に軍首脳部たちは、原爆が投下されて、国が消滅する可能性があっても、軍組織が存続する可能性を求めて、本土玉砕を本気で考えていた事が、最近東条の手記から分かった。つまり、究極のエゴイストまたはキチガイだったと言う事である。もし、本土決戦が行なわれていたら、実に恐ろしい結果になっていたであろう。もし、本土決戦が行なわれていたら、どのくらいの犠牲が出たのであろうか?沖縄戦では、約60万人の県民がいて、現地召集兵と民間人合わせて約150000人死亡したと言う。つまり、4人に1人の割合で亡くなっている。当時日本の人口は七千万人位だったので、単純に沖縄の死亡率を投入すると、17500000人死亡者が出たと推定できる。東条たちは日本にとって真の死神だったと言う訳である。