マガジンエロイヒト 紅いカーテンが降ろされた7月4日に起きた熊本県における各種水害においては、その流域上流に本来はダムの建設計画があったのだが、これを民主党政権の時に中止に追いやったため今回の結果が出た… という事の情報が出ている。 恐らくそうなのだろうなと思う。 彼らの3年半は日本の国力のそぎ落とし、そして日本の中のあらゆるリソースを海外に無償譲渡する、特に中韓北朝鮮などに、という形で徹底していたので、そこから振り返れば、何故彼らはあれほど執拗に政権公約=マニフェストとやらに公共事業を縮小廃棄するのだという事が見えてくる。
結論から言えば、わたしは南シナ海諸島における中国が占領支配しているあれらの島々に、長距離滑走路、つまり戦略爆撃機( 戦略とつくものは全て核兵器を運搬する乗り物のことだ) が離発着出来るそれを建設する為に、建設そのものも難易度が高いし、それの維持も難しいというこのインフラを、日本の民主党がこっそりと、日本の優秀なゼネコン、サブコンの連中を現地に向かわせ、技術指導から、いやいやそれのみならず実際の建設にまで関わってしまっていたのではないかと疑っているのである。
3千m級の平たん滑走路( 凸凹がなく水平な滑走路、そして当然水はけもいいし、ひび割れしない) を海に浮かぶ島に、それを埋め立てて造るというのは本当に困難なことだ。 一見見栄えだけのやっつけの滑走路は造れる。 しかしそれは短期間で何処かが陥没したり凸凹になっていく。 戦略爆撃機というのは相当の重量だ。 そして重心が偏っている。 そうしたものが移動することで滑走路にくぼみが出来ないわけがない。 下は軟弱そのものの地盤なのである。
大陸国家における中国でそれら海洋工法とでも言えるノウハウがあるとはわたしは全く思っていない。 アナタは土方の世界をなめているだろうし、自分よりも一段低い人間たち集団だと勝手に決めているに違いないと見ているが、中韓北朝鮮などの土木レベルで海上に浮かび続ける( 本当は浮かんではいないが) 滑走路などずっと維持させ続けるなんてのは無理だ。
民主党政権が誕生した時に、あれはたしか2009年だったと思う。 そこから3年半の日本の地獄が始まった。 これは今更あなたに問うまでもない。 その期間の2009年、小沢一郎が訪中団という名目の朝貢外交を行った。 あれらの参加メンバーの詳細を我々国民は、本当の所は知らない。 勿論公開されている資料はあるのかもしれない。 わたしは見たことがないが。 しかしそれらの公開資料が本当の事を書いているとはわたしにはとてもではないが思えない。 どうせ相当の偽名というか嘘が入っている。 その中に日本のゼネコンサブコン関係は必ずいた。
小沢は田中角栄の日本国内の土建屋人脈を受け継いだ男だ。 その男が、彼を支える土建屋に仕事を与えないという事をするはずがない。 だから本当は彼は、その土建屋集団を使って日本国内の開発を本来はすればよかったのだ。 彼自身がもっていた田中角栄が提唱した日本列島改造論のコピペみたいなものがあったのだから。 ところが彼は、というか民主党は政策要綱において日本から土建屋の仕事を奪うことばかりしてきた。 モノから人へ、とかとやった。
沢山の土建屋が仕事を失った。 そして話はここからだ。 そういう土建屋に 中国における都市開発の仕事をやった のだ。 これは民主党政権の前の麻生政権の時からも行われていた事だから別段変わった動きではない。 中国における摩天楼ビルが沢山建つあれら大都市の多くを日本のゼネコンサブコンの連中が大きく関わってあれらを造っている。 重電の連中も沢山中国に渡った。
その流れを恐らく民主党は、小沢たちは、南シナ海における滑走路建設に関わせる形で国内土建屋を大きく儲けさせてやったのだろうなと見ている。 勿論軍事用滑走路だとかそういう説明はしない。 騙しただろう。 そして土建屋の連中も知らないふりをして、兎に角儲けなければならないからといことでそれらの仕事を受けただろう、とわたしは捉えている。 何の証拠の提示も出来ない。
しかし何だか、実際に中国に一旦入って、長期業務を行っていた様な連中のヒソヒソ話を聞く限り、なんだか相当怪しい事をしていたのではないかと疑いの念が晴れない。 しかし証拠がない。
だから気になる人は、各種土建屋のその年次における収支報告書を真剣に調べれば何かが分かるかもしれないな、とだけは言う。 わたしはそこまでやる時間もカネもないのだ。 そしてこの土建屋勢力の今のボスは誰か。 それがわたしの見え方からしたら2Fさんになる。 おっかねーのでニーエフさんという言い方にしておく。 彼が自分の一族郎党である土建屋集団に月給を渡すために、売り上げを造ってやるために、中国の土建事業である一帯一路に日本の企業を大きく下請けとしてでもいいから参入、参加させたいと思っているだろうなあというのは、彼の国土保全に関連した各種の発言からうかがえる。 国土保全関連の彼の考えは正しい。 しかしいち国家における安全保障に関しての概念は、これは本当に無知な老人なのだなという判定がわたしの中にある。
彼は習近平主席の訪日お断りの決議をしたという事に対して( いや、まだ自民党の中ではしていないのかな、これからするのかな) …相当怒っているという報道が出た。 そしてそれらの決議をするなと動いており、そして、香港に対しての国家安全法の動きが出たにも関わらず、まだ習近平主席を訪日させようとしている。 国賓として。 国賓というのは天皇陛下のお友達という意味になるのだ。 それをこのニーエフさんは分かっているのか。 いや分かってるのだろうが。
しかしあの国家安全法、とくに38条を読めばバカでも分かるが、あれらの法律は中国以外の全ての国家に国家主権を放棄しろと命令する構造になっているのであり、中国は全ての国家の頂点に立つ皇帝国家だと宣言しているのであり、普通に考えて、中国と犯罪者引き渡し協定を結んでいるという事は、外からの投資を自ら追い出す形になるのだから、そうした 征服欲むき出しになった国家中国 と接近して仲良くやりたいです、というサインを全世界の国家に告知伝達する動きをすることが、どれだけ日本の未来を危機に陥れるのかというのを、このニーエフさんはどうしても理解してもらわなければならない。 ま、理解しないだろうけど。
秋に解散があるかもしれないとは一応出ている。 しかしコーメートーは支持母体のなんちゃらガッカイの選挙準備が出来てないから無理と突っぱねている。 だからまあ年内ないんじゃないですかとは思うが。 その中で内閣改造という話題が出ており、安倍首相はニーエフさんを降ろすという情報も出ている。 ただ、今の時点でそんなものが出ても誰が確定出来るかよ、だ。
だけれどニーエフさんが外されると彼は今度は石破を抱えて、持ち上げて、総裁選挙に押し出していくみたいな報道が出ている。 石破になると日本のリソースは全て再び中韓北朝鮮に流れる。 彼は小沢と同じような考えにおける三角外交的なことを言っている人物だったと思う。
そんなものはあり得ない。 バランサー外交などというものは基本ない。 どちらかにつくしかない。 自らが覇権国でない限りは、どちらかにつくしかない。 石破の愚かな考えを表現させてやっているのは、それを観測している国民の側が遙かに愚かで無知だからに他ならない。
力の世界において、情緒感傷的に世界を認識する勢力は全て蹂躙され粉砕される。 だから日本は決して負け組についてはならない。 石破の言葉にはそういうものがない。 なんかきれいな事を言って見せているだけに過ぎない。 それで次代を守れるのかといえば無理だ。
いや、彼の話はいい。 問題は中国の国家安全法の今の流れにおいて、実は日本は中国の司法、警察関係者と複数の協議を行っていた。 日中犯罪者引き渡し協定の設立に向けての動き、だ。
去年の11月9日に6回目の会合が確かあって、今は止まっていたと思う。 武漢肺炎の前に、習近平主席訪日の際に、五つの政治宣言だったか文書だったかそういうものを出すだとかどうだとかやっていたでしょう。 その中に入れるつもりだったのだろうと思う。
日中犯罪者引き渡し協定が締結されると、以後中国が「 日本に中国の国家安全法違反者の犯罪者がいるから引き渡せ」 という命令が来たらそれを差し出さなければならなくなる。 そんなバカなと貴方は思う。 しかし日本は中国の中に膨大な各種生産工場、企業を人質に取られている。 日本の経団連の、その中の親中派の連中は本当にただの犬コロなのだから、政権に強い圧力をかける。
命令に従わなければ中国に人質に取られている日本人が全て逮捕されるということだってあるからだ。 そういう国なのである。 そういう国中国が、国家安全法の適用において、世界に紅いカーテンをひいた。 ソ連の鉄のカーテンならぬ紅いカーテンだ。 竹のカーテンだという人もいる。
そしてそのカーテンの中国側の中に今、中東の産油国の多くが入っている。 産油国が中国側の中にいる。 彼らが原油決済に人民元を使うとなったらこの世界は恐らく変わる。 ディストピアに。
そういう事の思惑が、これから中東に最後の戦場の戦端を開く。 我々は今その目の前に立っている。
ぼーっと生きている奴は、死ぬまで騙されるし奪われる。 そして恐るべきことは、死んでもそれが続く。 アナタはそういう状態で生きていたいのかどうか、それを強く問われているというのを忘れない方がいい。