観測者の伝達 107 米朝駆け引き日本から膨大な精神エネルギーを奪い盗り続けてきた中韓北朝鮮が、それらを奪還されることで元の国家のサイズに戻ろうとしている。 そうした中で米朝の実務協議がストックホルムで開催された。 ただこの動きの前に北朝鮮が潜水艦発射ミサイルの実験を意図的にやってみせるということがあった様に、最初からなにかの合意がアタマで得られるというのは誰もが予想していない。
しかし一気に決裂というのは少々意外だったかもしれない。 それは北朝鮮の方が本当に国内事情的に追い詰められているからだ。 彼らの今年の夏、そして秋の収穫は壊滅に近いだろう。 彼らは本当の情報を出さないが、今回の台風、なぜか日本ではなく朝鮮半島を直撃するかの様なコースを通った台風たちの影響は相当のものが出ている。 米国はそういうことも勿論分析している。
ただ、北朝鮮としても、そして中国としても、だが、今米国の中に起きているトランプ大統領に対しての弾劾裁判がどうしたの流れを見て、強気に出ても今のトランプ政権なら折れると見た可能性がある。 わたしはその辺の判断が、過去にこれら欧米世界と徹底的にやりあったことのない彼らの経験のなさの間違ったものだっただろうなと捉える。
わたしは邪悪な人間だから、ボルトン補佐官の解任の動きの、その前くらいから、米国の内部で本当の支配層達が大きな筋書きを書いて、これら人事の部分、そして今やっている弾劾裁判の部分すら、関係者に台本を渡してやらせているだけの可能性があると本当に疑っている。 米国においては、安全保障に関わる部分に関しては左右両翼が基本完全に一致して行動する。 その行動は、敵国を騙すために対立を上手にお芝居するということすらある。 中国のお得意の動きを米国だってする。 だから、本当のところは何が起きているのかわたしには計り知れない。
ひとつのキーは、今月に行われる予定のペンス副大統領の中共に対しての退行演説なのだが、まだそれは行われていないのでどうともいえない。
中国は自国の内部の実態経済が本当に終わっていく流れにあっても、それでも以前の中国の経済レベルにまで落としても耐えられると勝手に思って全体を動かしている。 しかしそうかな。 一度贅沢を知ってしまった人間はその生活の質を、自分が原因ではないのに、明らかに政府の失策なのにそれを落とせと命令されてもついていかない、中韓北朝鮮は今の段階で、特に人間の認識を左右するコトバの集積領域に関しての徹底的な買い残書き換えの謀略工作を続けているが、それらの結果によって周辺世界の人々の認識の上書きに成功するか、それとも内部の経済が終わっていくのか、ほんとうにギリギリの段階にいるとわたしには見える。
世界は確定してない。 中韓北朝鮮ロシア、そして独仏などの内部のファシズム勢力がこれからの世界を支配してしまう可能性の未来は全く消えていないのだ。
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今米国で起きているのは、建国以来、そして具体的には南北戦争の時にあの国の内部を掌握した特定の数家族が、その自らの支配権を、トランプ大統領を表象アイコンとする、米国で生まれ育って、米語で読み書き思考する全く新しい世代、彼らの系列外から沸き上がってきた勢力にそれを強奪されまいと必死になって抵抗する動きだ。
これらの勢力は勿論西部開拓鉄道の時に沢山中国から輸入した奴隷中国人たちの人身売買貿易のつながりから中国の奥の院ともつながっている。
トランプ大統領が今の時点で引きずりおろされたら、残されたわずかな時間の人類は、△の支配構造を選択したと地球という名称の惑星に判定されて、その大量大部分が廃棄されるのではないかというのがわたしの見え方になっている。
いま米国の中でそれらの旧家族に使われていた使用人頭とでも言える認識の シフ家 の名前が出てきた。 だからわたしは米国で起きているのは本当に世界変動的なものなのだろうなとやっぱり確認したのだった。
日本とロシアというパワーを消滅させるために日露戦争が企画されたという概念を持たなければ、今のわたしのコトバはなかなか分かりにくいかもしれない。 戦争は企画される。 しかしその企画者たちは、自分の潜在意識が掌握されていることを理解していないのだ。
この地球上に、人間の潜在意識に勝手にコードを書き込む人間が、存在が、本当の本当にいるのである。
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トランプ大統領を弾劾する勢力の側にシフ家の末裔というか、そういうものに関わる人間が出てきた。 だからこれだけでも、今、米国で起きている動きが世代間闘争における旧支配層の激烈な既得権益死守のものだと分かる。
彼らは地球開発利権という名目における大きな自然破壊などを通じて、それらの開発情報をインナーサークルだけで保持し、金融市場で先行投資をすることで自分たちだけが儲けてきた勢力だ。 仕組みはただこれだけのものだ。 そこに陰謀などは全くない。
そういう連中が、今サイバー空間と人工知能と全く新しい認証システム=価値観開発システム、とでも言えるものの前に、彼らは彼らなりに対応しているのだが、抱えるものが大きすぎてそれらを捨てられないがあまりに従来の繰りかえしをやりすぎた。
その結果が中国に米国の食い破られてしまったという今の動きをもたらしたが、彼らはその責任を取らず、新参者のトランプ大統領とその背後の召使たちが気に入らないとて自らの利益を守るために( 本当は自らの自尊心を守るために) 必死になってトランプ大統領を破壊する動きを本当に開始した。
どうせペンス副大統領を取り込むような動きも彼らは行っている。 だから私はペンス副大統領の今月に予定されている中共への宣戦布告第二弾演説のその周囲で何が起きているのかを見ていこうと思う。 何の力もないからね。