ディクタフォン・シェービング・マシン ロウ管シェービング 1920年代録音済みのロウ管(1900年頃の録音メディア)をシェービングして、再度録音できるようにブランクにする機械です。短いロウ管から、口述筆記用の長いロウ管までシェービングできます。シリンダーを高速で回転させ、小さなカッターの刃をロウ管に接触させながらスライド移動させます。刃の長さを調整して、削ぎ取る深さを変えられます。削りカスがあちこち飛ぶので、掃除機で吸引しながらシェービングしています。ロウ管にきれいに録音するためには大切な作業です。なお、オリジナルはスタンドが付いた大きな装置なので、カッター部のみ小さな足を付け、掃除機のパワーブラシ部分の小型モーターで駆動し、卓上で使えるようにしました。