観測者の伝達 支配統制のまま自由経済はできないわたしは以前あなたに「 何故明治から大正移行における日本人がアジア人を一段低いものとして認識したのか」 という事の背景を言った。 それは血を流すことによって独立を勝ち得たという事の他に、それと並行して欧米世界にアジア人たるものの存在を認識させる不断の努力をしてきたからで、日本なる勢力がなければあの時点における黄色人種アジア人というものは、本当の本当にサルだった。
あの時点においては黄色人種領域における( 有色人種領域における) 多大な貢献を自分たちが行っていたという事の情報の共有が潜在意識下で為されており、それが故の 出来てない領域座標に対しての傲慢な思い とでも言えるものが出ていたという概念を言った。
それらの心の動きをわたしは悪いものだとは言わない。 人間の心の動きの方向性を、局所を取りあげて、それに上下だとか優劣だとかの分類を行い、そのうえで決めたその概念に従えとあらゆるやり方で強制を( 矯正を) 図る連中は人類の敵だといった。 存在の敵でもある。
何故白人勢力というものがあの時点における徹底的な差別の座標にいたのか。 彼らの優位性というのはあの時点における( そしてそれは今もそうなのだが) 近代合理主義からなる科学技術=学問体系の展開によって現実の社会として体現された近代なるものを、実際に、血を流して構築していたのが彼らだったからだ。 彼らのその社会としての営みは、動きは、そのまま人類全体に相当の貢献をしていた。
彼らの生きざまの蓄積が、それまで主に中東から東洋と言われる領域において基準となっていた封建社会、カースト社会をズタズタに引き裂いて破壊した。 △ の世界を破壊して、それらの非合理、非効率、不合理などを明らかにして、この座標にとどまることは、引き戻ることは戻されることは、命として存在している全てのものに対しての冒涜なのだと徹底的にやった。
我々の今の現代の人類世界において、欧米的でない部分から造られている何かシステムを挙げてみるがいい。 ほぼない。 それは地域的にはあるかもしれない、ある風に見えるかもしれない。 しかしそれが世界全体に広がらず、世界の人々がそれを知らず、知っても採用しないという事の意味を考えてみることだ。 それは使えないからだ。 会社でもよく言うだろう「 あいつ使えねぇ」 と。
過去にアーロン島収容所の事を少し言った。 あれらの記述を行った人間がどうやらコミンテルンの関係者である可能性が高く、その内容は相当検証し、直されなければならない、鵜呑みは危険すぎるとやった。 しかしそれらを差っ引いても当時の西洋人は東洋人、日本人を本当に猿だと思っていた。 心の底から。 あれらの心の方向性は欧州にしてもあまり変わらなかった。
わたしは松岡は欧州のこれら黒い部分に篭絡されたと捉えているがこれは今回やらない。 アーロンの中で確か女性の兵士が( 事務員か何かなのか忘れたが) 日本人捕虜の前で素っ裸になって、それら脱ぎ捨てた衣服を投げつけて「 これを洗っておけ」 と命令するシーンがあったと思う。 あまり自信がないが。 その下着は確か女性の生理と排泄物に汚れた下着も交じっており、本来の女性の価値観からしたらそういうものを男性に見せたいなどとは全く思わない筈なのだが、この女性兵士は平気で日本の男性捕虜にそれを投げつけた。 なぜか。
貴方はサルに自分の裸を見られて恥ずかしいか? 貴方は自分の汚れた下着をサルに見られて恥ずかしいか? そういう事だ。
今、我々、特に日本人の庶民を騙す為に、特に人権の概念を勝手に加工してそれを巧妙に投げつける勢力らに対して貴方にこう思えとわたしはあえていう。 あれはサルだ。 なぜか。
彼らの世界は結局この地球を救済しえなかった。 この世界を進化しえなかった。 彼らは全てを奪ってだけいた。 だから彼らをサルと思え。 しかしこんな差別的な事をわたしは本当は書きたくない。 なぜなら差別にするには差別するだけの価値がなければならない。 わたしに値段が付かないように、わたしが前述今いったサルであるように、あまりにも程度の低い座標に対して、遙かに進んでいると勝手に自認できる精神状態の座からは、それが出来ない。
いやー、わたしも奪い盗る連中の事をサル扱いかあ、本当にどうしようもねぇなあ~ と実に反省している。 しかしそれでもわたしはこれであえて相当抑えたコトバを使っているのだ。
人類がサルなのである。 と此処に帰結してしまうと何も始まらない。 結局これは「 お互い様だ」 という「 責任をあいまいにするための概念の海」 に自ら入り込むワナになってしまっているので、この明確に人間が人間に対して支配するのが、騙すのが、奪うのが当たり前という事を公然と仕掛け、それを隠さず続ける勢力においては貴方はどうしても立ち向かわなければならない。
ま、たとえがサルというのは猿に謝らなければならないな。 彼らの方が人間よりもよほど純粋だ。 しかしだからと言ってわたしは決してへりくだらないし弱気にもならないが。 知的かつ野蛮であろうとすることから逃げる人間は恐らくこれからの地球環境の激変に耐えきれないと勝手に言う。
現世的な事を言う。 韓国が中国に対して半導体を含める各種部品の供給を9月15日で停止するとやった。 しかしそれは米国のエンティティリストに記載されている企業に対してだけであり、それ以外の中国企業には輸出を増大させるので、結局中国の中で企業間で横流ししたらファーウェイを含める米国敵対企業には半導体が行きわたる。 それらの動きを米国がいつまで我慢するかは分からない。 大統領選挙が終わってトランプ大統領が再選して( まだわからないが) 、G7の踏み絵を韓国が拒否する流れに入ったら、新年度までには制裁が開始されるだろうなあと見る。 具体的に言ったら為替スワップ返済期日の3月31日を超えたらすぐに。
中国が双循環という概念で、人民元であらゆる決済が出来る鎖国領域を形成しようと発表した。 これは10月に正式に出てくる。 となると米国は間違いなくドルペッグを停止する。 人民元はドルによって裏打ちされている通貨だから、それが消えると終わる。 しかし完全に終わらせないために中国は間違いなく「 石油決済を人民元で行う国家を造る」 ことになる。
ドル決済とそれに関連する金融制裁で苦しんでいるイラン、そして北朝鮮などは、この中国が提唱するデジタル人民元鎖国地域に参加する。 イランは人民元で石油を売る。 得た人民元で鎖国地域の中に中国政府がこれから西側に投資した2兆ドルを引き上げて、再投資して植民地化するのだが、その植民地地域の生産施設から日用品から家電製品から何もかもを人民元で交換するという域内経済の中に入り込む。
だから石油決済のリンケージという事になると、勿論米国はそんな事を許すわけがない。 なので戦場が、人類の最後の戦場が中東に移る。 ホットウオーも起きる。 恐らく。 そして新しい戦勝国と敗戦国の構造が出来る。 そこで日本がかつての大英帝国の様に上手に立ち回れるか回れないかが新しい地球世界の中における新しい日本の立ち位置であり、あたらしい日本人の目指すべき表層におけるわかり易い目的目標でもある。
と、ここまで書いたが… やっぱり差別を公然と投げつけてくる勢力だとは言っても、サルだとかと思ってはいけないね。 うん。 そういうのを放置して自分だけそれらの座標から突き抜けていければいなあとは言うんだが、ま、難しいんだろう。
ただ、弱い気持ちのままで、コントロール支配されるがままの貴方でいるな、というのはある。
最後にちらりと。 天王星はウラヌスだ。 確か。 そしてそのずっとあとにZがあるという事の意味を少しだけ考えて見る事。 Zとは慈悲である。 此処まで勝手に書いていいのか知らないが、サターンが敷設したシステムを来年にウラヌスが解除するという認識をすると、今の流れが実にぴったりくるなあ、色々と、というのがわたしの立場になる。
世界を変えるのは、わたしの様な、貴方のような、最低限のエネルギーの値しかもたないサルである。 しかし気付こうとし続ける限りにおいては、それはサルの状態のままではいられない。
変わっていくのである。