マガジンエロイヒト 2019614金曜 自由香港の消滅一つの事象=出来事の中に我々観測者はそれぞれの理解度に応じて真実を創造( 想像) します。 後に様々な物的証拠=事実( ファクツ) の発見により、あの時の動きは恐らくああだったのではないだろうか、とそれぞれが再びそれぞれの時点における理解度でこれを納得します。 ( わたしはあまり境涯という言葉を使いません、意味が通じなくなるからです) 今回の安倍首領がイランの最高指導者であるアリ・ハメネイ氏と会っているその最中に、オマーン湾において日本と台湾のタンカーが攻撃されました。 魚雷が使われたのではないかと一報が入りましたが、ひょっとしたら時限信管付きの水雷だった可能性もあります。 そして今日の時点で米国は、あれは日本のタンカーの映像だったと思うのですが、イランの関係者がこの不発水雷とでもいえるものを除去していたという動きの映像を出しています。 しかしそれはイラン以外の勢力がこれを取り付けていて、それをイランが除去したとも取れます。 どちらかと言えばそちらではないかと思いますが。 なぜならイランがわざわざ安倍首相を招へいした形になっている今回の訪問で、そうした謀略を仕掛ける事は、イランにとってあらゆる意味で不利益だからです。 物事は、貴方がどう思おうが、損得で考えなければなりません。 善悪や感情情緒では世界は動いていません。 米国もイランも互いに戦争なんか今の時期は絶対にしたくないのです。 だから産経新聞が取材した元革命防衛隊のホセイン元司令官の論の通り、イラン南部分離主義者のジィシ・アドリが動いて、それらの組織にイスラエルや中国辺りが乗っかったのではないかという気がします。 イスラエルは米国とイランとの開戦を引き起こすための情報かく乱工作をしかけているふうな動きが今までもありました。 勿論証拠がありません。 中国が出てきたのは勿論、米国が台湾を事実上国家承認した( 国防省の報告書、そしてこれは公式の流れに恐らくなっていく) 所からです。 米ソは中東の混乱を望みません。 中東においては米ロはきちんと協力しています。 一部破れている所もありますが、おおむねは。 わたしはネットの中における言論で、いかにも中国の工作員が書いたのだろうなあという言い回しの量がやたら増えた感じがしているので、実に何もかもを疑っています。