一般廃棄物埋立て処分ゼロが可能な世界最新鋭のシステム:霧島市 一般廃棄物処理処分の最新技術と霧島市の対応
霧島市はガス化溶融炉を保有しており、従来から埋立てが必用な廃棄物はこの炉から発生する飛灰だけでした。炉で生産された溶融固化物は販売しています。飛灰とは煙突の手前にある集塵機で捕集したダストのことです。人口13万人の霧島市ですが、この飛灰の年間発生量は約2,000トンで、従来宮崎県の民間の最終処分場に持ち込んでいました。
近年この飛灰を完全無害化処理して有効活用する山元還元というシステムが開発されて、実用化されています。霧島市はこのシステムを活用することになり、三池精練(株)・大牟田市に納入することになりました。埋め立て処分場は不要なわけですが、この山元還元システムは国の補助金を受けて早稲田大学と地元企業の長年の共同研究や実証実験の結果開発された新システムで、実用化されて間がないために不安定な要素があると判断して当該施設が建設されました。
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