観測者の伝達 819 香港デモ行進中共は国内の経済をずっと成長させ続けるという設定が達成出来る間において、彼らが勝手に主張する戦後の作り話を含める嘘の理由、そして国民を独裁で統治していいという勝手なお題目を主張することが出来た。
しかしその経済成長が目に見えておかしくなってきている。 となると中国はどうなるか。 強い統制と退行に向かう。 毛沢東の時代の中国に戻ろうとする。
外国勢力の文化面を含める部分から排除していく。 そうしなければ中国なる純化が純血が守れない。 彼ら中共は、内側からなる 我々が中国だ・これこそが中国だ という事のオリジナルの価値観を何一つもっていない。
そしてそれらの構えのまま米国に成り代わって、欧米世界の構築したシステムの少しだけをいじることで全てを強奪し、ゲームプレイヤーにおけるルールメーカーとして、つまり覇権国としてこの地球世界を本当に独裁統治する計画を構想し立案し実際に動いてきた。
彼らが仮に米国の代わりに覇権国になっても、人類全体に対して新しい価値観は何一つ提示出来ないのから、これら独裁を全世界に拡大敷設することしかしない。
それは人類の終わりだ。 今の地球の流れにおいて、そのシナリオもある。 わたしはそう捉える。 都合のいいことばかりが待っているわけがないのだ。
香港に対しての中共の動き方を見ていれば分かる。 そして彼らが台湾に対して平和統合だとか、一国二制度だとか言っても、結局のところそれらの約束は反故にされる。 それが今の香港だ。
中共は香港人をナメ過ぎた。 香港にしてみれば、いままでは公共事業や福祉、公的補助の形で中共からたくさんのカネが降りてきたから我慢してやっていたに過ぎない。 それらが2016年あたりでピタリと止まった。 カネの切れ目が縁の切れ目、それがわかりやすく形になっている。 黙っていたら自分たちがウイグルの民の様に、チベットの民のようにされることを分かっているからだ。
英国は香港島を返すべきではなかった。 今更遅いが。 あれは租借ではなく領土だったのだから、きつかったかもしれないがそのまま英国でやるべきだった。
そういう当時の責任を取ろうとしない動きが、今出てきている。 今は地球の総決算の流れにはいったからだ。 まだまだ出てくるのだろう。
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6月30日までには月間で約3000トンのフッ化水素が入ってきた。 ところが輸出管理の適正化のその前の段階の7月で529トンになっている。 8月はゼロだ。 中国にあるサムスン工場に許された戦略物資はフォトレジスト一件であって、フッ化水素ではない。
他の国にの様にきちんと書類を出し、何かあったら日本の側の追跡検証調査を受け入れる体制をとっていれば、普通にフッ化水素は輸出される。 それはやればいい。 しかしその前に、過去3年間の使用実績書を出す必要がある。 韓国はこれを出せない。 横流しどころか、テロ支援国家と一体となっていたことがバレるからだ。 だから普通に考えて28日以降、韓国に対してフッ化水素が輸出されることはない。
彼ら赤い陰の糸たちは、本当に分かりやすいほど盗る事しかしてこなかった。 彼らはこれからもその有り様を変えない。 だから自ら災厄を呼び込む形で大量に消えていくのだろうとわたしは勝手に決めている。 自殺をすると新たなカルマの生成になる。 だから大量の病死か戦争か天災か人災、などで死んでいくことになる。 わたしはそれらの予兆はすでに出てしまっていると思い、いろいろ伝えてきたつもりだったが、どうも力がなくて届いていないようだ。
世界は娯楽ではない。
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我々は中国なるものの内部の本当のバランスシートを知らない。 本当の家計簿を知らない。 そして彼らが恐らく下半期に入ってから、沢山の外側世界の投資家たちに支払わなければならないカネの流れがあり、それすらもう支払えない流れに入っている今、香港に武力介入して全土に戒厳令をしき、その事でカネの流れを止める、もっと言えば 踏み倒す 事すら彼ら中共は考えているという事を想定しなければならない。
彼らは今の時点で国内投資家たちのカネを、社債や地方自治体債などは支払えないと踏み倒している。 踏み倒してもよいという中央が地方に対して出した命令、これらが意図的にメディアに流されている所からしても、中国内部のカネの巡りは、真実のところでは相当悪いとみていいのだろうと思う。
ミンスキー曲線の事を中共は言わなくなった。 もうそんなものどころではなく、恐慌というクラッシュがすぐ目の前に迫っているのだと私は捉える。
武力介入は軍にとっても手出しの支払い予算が大きい。 香港に逃げ込んだ投資家の財産の全てを没収し、それを自分たち山賊集団にもらえるというのなら命令通りに突入するが… という風な駆け引きがもう始まっている。
わたしは恐らく武力介入突入はあると見ている。 借金を踏み倒すためにだ。