観測者の伝達 パンデミック後に前の世界には二度と戻らないわたしの見え方からして明らかに中国ロシアなどの勢力からカネをもらって米国の中で政治思想を語っていたチャルマーズジョンソンが( しかし偉大な政治学者である) 言っていた様な、ブローバック( 噴き戻し) と 帝国解体 の危機に、彼ジョンソンが主張していた米国よりも先に中国がそのレールの上に乗りそうである。
最も中国の場合は帝国ではなく、誰がどう見ても、彼らが様々な政治体制における表看板を取り換えようが、中身は王朝であり、封建制度であり、身分階層序列のカースト制度を深くその中に刻み込んだ △ の強烈な体制だが。
ペンス副大統領が2018年の10月4日にハドソン研究所で中国共産党に対しての宣戦布告宣言を行い、そして確か同月の18日に、バ***の事務局が「 韓国から招へいがあったら応じる」 的な返答を、あの時点における南北融和がどうしたという猿芝居の中で発信していた。 これらバ***からの返答も後になってそんな事実は無かったという情報も出ており、わたしとしてはどうせ大部分が嘘からなる半島側の勝手な発表だったのだろうなあと見てはいる。
帝国である米国が、米国の中にある韓国のスパイというか、関係者に概要情報を流して( それは大体偽情報なのだが) 韓国が本当にそうした動きを取るかどうかということの観察をしていた… 今のわたしの判定はそれ。
そして韓国は本当にローマ教皇を呼びつけるという事の一連の動きをやってしまったので、その時点で韓国処分は完全に決定した。 そして勿論韓国にそれをさせた背後の中国に対しても… とこのようにみる。
そもそもが2018年1月15日前後に大きく中国処分が決まった。 まあわたしはホワイトハウスの中にいたわけではないので、そうらしいよという言い方しか出来ないが。
その大きな理由は、中国が米国の覇権を奪い盗る為の実際的な行動をこれ以上容認するわけにはいかない、という所から来る。 彼らは( この場合は中国とロシアになるが) 、欧州のぼんくら貴族たちと組んでユーロを成立させ、ユーラシアアジアアフリカ大陸同盟の実現に向けての第一歩を踏み出した。
少なくとも米国はその様に判定した。 欧州貴族たちがどの様に思おうがだ。 彼らは石油代金の決済を必ずドルで行うことによってドルの価値を守った、守らせた、修正ブレトンウッズ体制を( ブレトンウッズ2という人もいるらしい。 よー分からんが) 公然と破壊する勢力、と米国からは認定された。
過去においてこの修正ブレトンウッズ体制を、アフリカ合衆国の創設をもって、その域内における決済をアフリカ共通通貨をもって行うという構想をアフリカ各国首脳に強く説いていたリビアのカダフィ大佐は、だから自前の核戦力の保有に強くこだわった。 彼らはソ連崩壊の時に現物の核兵器と核物質、そして核開発の為のキットを購入したとされる。 もっと言えば、リビアに遠心分離機などを売ったのは、間に中国を一回かませてはいるが、やっぱりドイツだったという話もある。 アフリカ地域におけるドイツの強いつながりは今更説明する必要はない。
一帯一路が何故あんなにすんなりと中国がやってこれたのか。 そんなもん、独仏を中心とする欧州の各国支配層達の紹介があったからだ。 一見さんと大きな商売なんかするわけがない。
リビアは結果として叩き潰された。 それはドルと、そしてユーロに対しての「 この地球のショバ荒らし」 そのものでしかなかったからだ。 彼らのアフリカ合衆国とアフリカ共通通貨の構想は。
だから彼は叩き潰された。 米国の無人偵察機グローバルホークに先導されたユーロファイター各機編隊が、リビアを焦土と化した。 カダフィは敗北し、核開発を諦め、そして米国が口封じを込めての最後の仕上げとして中東の春からの一連の動きにおいて彼は始末された。 帝国は、自分たちに逆らった辺境の土人を決して許さない。 それは洋の東西を問わない。 それらの意思決定に大きく 利回りの概念 が適用されるのは以前言った。
中国はそれらの動きを見ていてじっと息をひそめて待っていた。 自分たちが仕掛けたリーマンショックの後に、のたうち回って大地に突っ伏す巨大な蛇=帝国アメリカ、が再起不能になるのを。 わたしはリーマンを韓国と組んで仕掛けたのは中国だろうと推定する。 一番得をした人間が犯人だ。 そして韓国は、金永三が西側世界を100%裏切って、各種機密情報を全て中国に流していたからこそ、韓国に通貨暴落を制裁としてしかけられたのだという一連の流れを一切理解せず、彼ら蛮族の中だけに通じる 恨(ハン) の概念とやらで、米国に復讐した。 その時の借りも米国はこれから返すのだろうなと捉える。
中国はしかし明らかにやり過ぎたのだ。 だから彼ら国体にブローバック、噴き戻しが生じている。 今回の武漢肺炎の動きは、彼らが内部で造っていた生物兵器が漏れたものだという認識の側にわたしは立っているが、今回のこうした動きは、彼らの内部にあった傲慢が生み出したものだろうと判定している。
米国に対して、正確に言えばオバマの米国に対して仕掛けた工作があまりに上手くいったので、それらの成功体験の罠からの傲慢の海… そこからしか世界を見る事が出来なくなったのだろうと捉える。
彼らはロシアの関税同盟の中にも人民元決済地域を拡大しようとしている。 ロシアが怒らない訳がない。 今は建前上の共通の敵が米国になっているから中国と組んでいるだけだ。 しかし、米国とロシアが仮に核戦争の危機になり、実際にそれが発動しそうになった時、両国が真っ先に共通して、互いに協力して狙う国がある。
それが中国だ。 中国に核ミサイルを落としてから彼ら米ロは核戦争をする。 これらは軍事の知識に接近した人は皆内部ではささやきあうが、表のまともの、既存の、常識の、言論空間においては語られない。
武漢肺炎の一連の動きにおいて、もう変性が確認されてしまった世界において、パンデミックの発生において、そしてそれが終わった世界において…
世界は二度と前と同じ姿には戻らない。 それは人類が何度も経験してきたことだ。 ペスト、黒死病などといわれる一連の疫病が去ったあと、既存の 権威 が破壊され、それは二度と元には戻らなかった。
神は助けてくれなかった。
王は助けてくれなかった。
国は助けてくれなかった。
これと同じことがこれからしばらくしたら起きる。 中国とその眷属地域は人類から敵として認識される。 共存する気がない、共生する気がない連中として認識される。 どれだけ中国が認識上書き工作を世界に仕掛けても、先ず自分たちがやらかしたことの責任を認めないのだから、やればやるほど逆効果だ。
中国と接近していた全ての勢力が、だからこれから力を失って、人類世界から排除され、それらが独占して手放さなかった各種システム機構を、今度はどうやって本当の意味で人類にとって益するものに再構築するのかということの課題が控えているのだが、この事に接近している人が本当にいない。
人間はおんなし事ばっかり繰り返している。 いい加減ここでそれを終わらせなければならないのだ。