【祇園精舎の鐘の声】(8/9)安部政権の気の緩み★軽減税率に未対応会計システム【拡張性不備】★2015年1月に目黒区の鷹番住区センターで行われた田淵隆明氏と栗原氏の対談の第5回の模様です。
前半では、安部晋三総理のご先祖(平清盛・平知盛)が紹介されています。また、「一強多弱」と言われる政治状況の中、安部政権の気の緩みについて警鐘を鳴らしています。
★後半では、消費税の「軽減税率」についての詳細についての説明が行われています。軽減税率に反対している企業の背景には、複数税率への対応が困難な一部の会計システムの存在があるようです。
実は、大半の会計システムやレジは複数税率に対応できています。対応できないのは、消費税の計算を「明細単位」ではなく「伝票単位」で行っているシステム、または
、税率をハードコーディングしているシステムです。これは公認システム監査人の立場から言えば将来拡張性を無視した設計ミスであると断じられています。
また、現行の「帳簿方式」の持つ「課税売上割合」の計算の煩雑さ、及び、いわゆる「課税売上95%ルール」の撤廃に伴う業務の複雑化や「損税問題」についても詳細な解説が行われています。