マガジンエロイヒト 夏至は部分日蝕陸上イージス計画が停止になり( あれはもう事実上やらないと見た方がいいのだろう) そこからの自民党の部会、つまり防衛族からの反論の声もいきなり鎮静化した風に見える背景事情は、普通に考えて、山口秋田のあの地点に今の時点で建物を建てて、内部の人間の確保のために陸自で組織改編をやって、訓練をやって、演習もやって、それらの一連の陸上イージスを本稼働させるという流れが「 遅すぎる・間に合わない」 から中止になったのだとわたしは捉える。
そしてそれを裏付けるように18日、安倍首相が7月に国家安全保障における戦略枠組みの議論を開始する流れの中で 敵基地攻撃能力の保持 に関連する事柄をやると発言した。 この敵基地攻撃能力というのは、現行の憲法九条を全く改正しなくても、今のままでも保有してそれを実際に使える状態にまでして持っていても何ら憲法違反にあたらない。 国家存亡事項というか、存立の危機に関わる動きの時の国家対抗手段だからである。
ただそれらに対しての何処までを先制攻撃とするのか予防攻撃とするのかという言葉遊びでしかない論議の解釈問題で、中韓北朝鮮、そしてこの場合はロシアなどからもカネをもらっているような野党議員たちが必死になって安倍ワルイワルイ、グンクツグンクツと言い出す。 しかしそれはしょせんコトバだけの事であり、一番問題なのは、これら野党勢力が対案ゼロの状態でそれを言うという、国防における一般知識がまるでないという状態に、わたしを含める大多数の一般国民が気づかないというそのどうしようもない危険な風景… だろう。
陸上イージスという設備を全て悪いというわけではないが、しかしわたしはこれらの「 単に敵国からの標的施設」 を持つくらいなら、巡航ミサイルを保有して、先制攻撃として敵基地を攻撃するか、あとは敵の港を電撃的に日本の超最新鋭機雷、水雷で封鎖してしまうのが一番合理的でカネもかからない事なのだから、第一次安倍政権の時にこれら全体の国家安全保障の更新とでも言えるものを再びやりだした、としか今の動きは見えていない。 第二次安倍内閣は、正直第一次の時よりも遙かに穏やかな安全保障政策をとっている。 それは経団連に見られる中国の犬コロになってしまっている領域たちが徹底的に足をひっぱるからだ。 わたしの認識違いでなければ、第一安倍政権を倒閣に導いた主力勢力の一つが自治労だった。 だから彼らが今回公務員改革法がおじゃんになった事によって彼らの勢力がそぎ落とされたというのは、これは彼らの自業自得だとしか考えない。
話を戻してだから日本は恐らく、米国で退役処分… つまり分解廃棄が決まっていた( 今もその処置は順次行われているようだが) トマホーク巡航ミサイルを購入して、これを配備するという全体計画に 本当に移動しようとしている のだなとわたしは捉えた。
第一次安倍内閣の時に、キティホークを無料で譲り受ける計画があった。 その時に当然トマホーク巡航ミサイル配備のそれもあった。 そしてもっと言えばその巡航ミサイルに核弾頭を搭載して、事実上日本を核保有国、正確に言えばニュークリアウェポンシェアリングシステムの中に入れる、という事の現実化があの時にあった。 ま、全部その後の民主党政権が全て破壊したんだけど。
しかしこれから朝鮮半島の戦争と( これは実は言うほど大きなものにならないのではないかと捉えるが) 、台湾海峡、尖閣諸島、沖縄本島、対馬、などなどの諸島における中国海軍の実際の侵略占領行動が本当に行われる可能性が迫っており、そしてそれは恐らく来年の半ばにも起こるのではないか、早ければ… という軍事オタクを含めるミリオタ領域で普通に言われているそれらの事象を、これをどうやって未然に防ぐのかという事を考えれば、海軍力の強化を今の段階で行うのは絶対に正しい。 ただでさえ、現時点2020年、中国海軍は海上自衛隊の防衛網を破れる戦力装備を得た。 そうした客観的な報告書も出た。 今中国海軍はざっくりと見て日本よりも力が強い。 しかしその内部の兵士たちの士気だとか練度の面になるとまた別の見方はあるだろうが。
わたしは戦争がキライなので、だからこそ抑止力というものに対しての合理的な… つまりカネと労力を最小限にしながらもしかし最大限の効果を得る為にはどうしたらいいか、という事の観点でこれら戦の領域を見る。 ワルイワルイとしか言えない知恵遅れたちは消えてしまえとしか思わない。
その様な好き勝手な発言行動が表現できるのも、日米同盟の軍事力の、特定中心座標を設定した半径数百キロから数千キロの内部でしか行えない 自由 があるからだ。 この自由というものの概念を正邪という情緒感傷の領域から どうあってもそこから組み立てさせ、認識させようと強要する勢力は人類の敵… のみならずもはや地球の敵、であるという大きな理解をもって欲しい。
そもそも、対象なるものを設定しなければ世界を認識すら出来ないわれわれゴミ、泥、白雉のクズ、いや、白雉という言葉は放送禁止用語なのか、ではこうだ「 寄生虫にも劣る、蛆虫以下のうすのろ」 の我々は… ( こうした時にわたしはもっとフルメタルジャケットを見返して勉強しておけばよかったと考えるのである。 ハートマン軍曹のあの人間愛にあふれるコトバの真意を理解出来ない人々は、死にものぐるいで努力して、次の段階に進まなければならない) …対象なるものを、自分で、それがどれだけ拙く愚かで粗雑で壊れやすいものであろうがなかろうが、自分で捉えて世界を構築し、掴む、とやらなければ、そもそもなんで生まれてきたのだお前はという事になる。
話しがそれた。 とにかく日本の周辺状況における戦乱の発生が本当に近く。 それは恐らく年を明けたらすぐかもしれず… ( 北朝鮮における金正恩委員長の死去に対しての喪の事は言った。 そういうものが強い強制力を実際に持っているかはわたしには決め打ち出来ないが。 そして中国共産党結党100周年記念の節目のことも) …それを予見する以上は今の段階で手早く動かなければ何もかもを一瞬にして失うかもしれない世界へ自らを移動させてしまうのだという事を、これを言う。
北朝鮮は非武装地帯の監視塔とでも言えるものに人員の再配備を始めた。 彼らがこれから「 北ベトナムが南ベトナムのサイゴンに入城する前の動き」 つまり、米軍の動向を調査する為に、恐らく最初の内はソウルではない田舎の地域に向けたような砲撃の動きを「 中国の許可のもとに」 開始した場合、その時点で南進があるのかもしれないとわたしは言う。
そんな状況発生においても韓国に居残ろうという邦人を助けないといけないのかと思わないでもないが、既存の 国家なるものをやる以上は それは義務なのだから、全体はそういう形で進む。 下半期で現地の日本企業が相当撤退出来ていればいいのだがな、としか今は言えない。
アナタが平和とやらを勝手に念じるのは結構だ。 しかし現実は 力の流動性の変化 によって生じるのだから、その流動性の中に正にその中にいる貴方が、本当のところ何が世界で起きているのか、起こされようとしているのかという事に対してあまりにも無関心であり続けるというのは、それは…
ま、自分は何をされてもいいです、と自らの存在丸ごとをジブン以外の何かに放り投げている態度だから、そういう人はこれから即座に、自分が何故死んだのかも知らないままに死ぬのだろう、と実に無責任な言葉を投げつけて今日は〆ておく。