NagayaShinshiroku_おづ1947年昭和22年。戦後間もない東京には親を亡くした戦災孤児がたくさんおり、その中の一人を拾ってきた男(笠智衆)は、その子を女(飯田蝶子)に預けてしまう。女はその子が疎ましくて仕方がないので、どこかに置き去りにしようとするがなかなかうまくいかず、そのうち子供に情が湧いてきて・・・
ワタクシはあらすじを読まずに観たので、真剣に冷たい女で子供を置き去りにするなんて!と思ったくらい、昭和のツンデレ上手な飯田蝶子さんでした。
亡き祖母(大正15年生れ)も愛情表現豊かではなかったので、重ね合わせて観た心に残る作品です。