矢倉緑地.mp4矢倉緑地
淀川と神崎川河口にはさまれた矢倉緑地は、昭和9年(1934年)の第1室戸台風で水没した田畑を埋め立てた土地で、平成 9年(1997年)から造成を行い、平成12年(2000年)にオープンした都市公園である。市内では珍しくコンクリート護岸のない海水面と接する公園で、自然石を用いた荒磯自然護岸や水に触れ合うことができる潮だまりがあり、通水管を通ってきた小魚が泳いでおり、カニ・フジツボ・フナムシなども見られる。周辺は、渡り鳥の滞留地になっているので、公園内に設けられた野鳥観察所から、カルガモやユリカモメなどが観察できる。また、矢倉緑地から眺める夕景は、阪神高速道路湾岸線のシルエットを浮かび上がらせ、西淀川区の新しいシンボルとなっている。
面積:24,000㎡。
所在地:大阪府大阪市西淀川区西島2丁目1番