モンテンルパBC級戦犯を救ったメロディーBC級戦犯が次々と処刑されていく状況で、数少ない生き残りの堀江留吉が収監者達の胸の内を告白した。加賀尾秀忍先生は従事期間が過ぎても助命嘆願の努力をし続け、体調を壊す。後、起死回生柵となるモンテンルパの歌が加賀尾秀忍先生から要請され作曲が始まる。 戦時中に慰問活動で戦争に加担した事への後悔の念にかられていた歌手・渡辺はま子さんが、この歌を歌う決意をする。渡辺はま子さんは地方巡業等で得た自己資金で、国交の無かったフィリピンのビザを取得し、モンテンルパ刑務所で歌う事を実行した。最高の感動のシーンがある。そして、この歌は、モンテンルパ収監者を慰めたことだけでなく、世の中に彼らの存在を知らせる重要な役割を果たす事になった。