カルマの夜 Naoko Sakokawa Photo Movie 無国籍料理の元祖、創業34年の中野カルマが年内で閉店になる。
行きつけの飲食店がなくなるって、避難場所が一つ減るということで、さびしいとか残念というのもあるが、どこかしら本能的に危機感も感じるのだと思う。
カルマには色々な思い入れがあるが、味付け一つとってみても甘さやしょっぱさが街を支配する中、それに酸っぱさやスパイシーさで堂々と対抗する、味の避難場所だった。勿論、昼から煙草が吸え、酒が飲め、いかした音楽が聴ける貴重な店。今年いっぱいってまだ実感がわかないが、いざという時困るなー
別れを惜しみながら、思い出いっぱいのカルマを迫川が撮りおろしました。(井野)
ベルクをやる前から通っている中野のカルマが34年の歴史に幕を閉じます。パクチーもナンプラーもここで初めて口にした。店主の丸山さんは常に新しい料理を日本で開拓してきた人。いつも刺激を受けまた楽しませていただいていました。カルマがなくなるのは寂しい。でも、きっとまたどこかで!(迫川)
photo by Naoko Sakokawa
music by Tomoya Ino
中野無国籍食堂カルマ
http://karma-marka.org/