ガザ 2012.11 (1)・ハマス軍事部門トップ殺害
・テルアビブ近郊に初めて着弾
・予備役召集=地上戦も辞さない
・エジプト首相ガザ訪問
「革命を経た新しいエジプトは
イスラエルによる攻撃を止めるために全力を尽くす」
・エジプト首相訪問中も空爆続行
<外的条件の変化>
1.エジプトにムスリム同胞団の大統領誕生
2.米世界戦略の転換:中東からアジア重視へ
「イスラエルにはアメリカの目を中東に向けさせる狙いもある」
・イスラエルは1月に総選挙
「1月に総選挙を予定していることは背景として無視できないと思いますね。
世論調査で、もし何もなければネタニヤフ首相の方が
議席が減るのではないかというのが一般的な見方でしたから
パレスチナ人の血で票を勝ち取るというところがどうしても見えてしまう
テルアビブにミサイルが飛んでいったというのは象徴的で
それがイラン製の兵器だったということで
イスラエルのタカ派の間では『イラン討つべし』という世論が
更に高まってくるのではないかと
問題になるのはイランの核開発で
『イランのミサイルがガザに来ていて我々を脅かしているじゃないか』と
アメリカを説得する理由の一つになるかもしれないですね」
(高橋和夫教授)
<参照>
ガザ 2012.11
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/palestine/2012/11/201211-da90.html