上祐史浩GWセミナー特別教本『新しい幸福と成長の哲学』第6回2016年5月2日 「仏陀の成長哲学:真の成長のための心の持ち方・真の向上心とは何か」
1.向上の努力をする際に、他に勝ちたい(競争心・優越感を求め劣等感を嫌う)場合が多いが、それには、多くの落とし穴があり、真の努力になならない。
勝てない場合は諦める(卑屈)、勝ちつための不正手段に陥る、勝って慢心・見下しのため油断する(努力が止まる)、妬みで他から学ばない、などなど。
2.そのため、気づいて見ると、多くの人が、良くなったり悪くなったり、行きつ戻りつを繰り返し、十分に成長できない自分に気づく。仏教の輪廻の浮沈の思想に通じる。
3.仏教の思想を学ぶと、真の向上心は、勝つためだけに偏らず、自他と成長を純粋に重視し、切磋琢磨する他への感謝・尊重に基づき、他を見本や反面教師として学び合うことと感じられる。菩薩の利他行の心構え=菩提心と通じ、その動機は優越感ではなく、他への感謝・尊重・愛とされる。
その他、質疑応答に応え、真の成長のため心構え・哲学を仏教や心理学の智恵から解説。
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