教科書は誰が選ぶべきものか?2014/8/16 TBS 4年ごとに採択される教科書は、県教育委員会によってグループ分けされた市町村教育委員会の「共同採択」となった場合、国家権力側が無償提供することになっている。問題は、沖縄県の「八重山採択地区協議会」というグループに参加していた竹富町教委が、同じグループの石垣市教委と与那国町教委の意向に反して「育鵬社」の中学校用公民教科書ではなく、有償になったとしても「東京書籍」の教科書を採択したいとしたことから起こった。文科省がグループ内多数意見に従わなければ竹富町教委の提訴も辞さないという問題にまでなったが、単位教委の意向がもっとも尊重されるということから竹富町教委のグループからの脱退ということであっけなく終わった。