観測者の伝達 地球にとって人類の必要性はあまりないボルトン元大統領補佐官が米国23日回顧録を出版する。 その内部が今一部意図的に外に流されているが、そこに書いてあるものが事実だとするのならトランプ大統領に対してのイメージを大きく幻滅と共にそれを自ら破壊してしまうような人びとも出てくるだろう。
ただ、わたしはその側には立たない。 わたしはジョンボルトンという人物が、現状の米国の内部分裂に加担する勢力の何処に所属しているのかという視点で、このタイミングで彼がこうした回顧録を、大統領官邸からの提訴の動きをはねのけてまでも出版したのかという事に関心がある。
かつて米国は5-7つくらいの独立国家の集合体に分裂して小国家連合地域になると予言した人物がいた。 預言というか、わたしの目にはロシアの支配層らが彼を通じてそうした概念を世界に発信する事によって、無関心な層の人間の意識をそこに集中させることによっての米国がもっているイメージからの商品価値の下落を目指した工作だとしか見ていなかったが… それを唱えたのがアレクサンドル・ドゥーギンだ。
彼はその5-7つくらいに分裂する米国の中心的役割を担う勢力地域としてセントラルアメリカを挙げていた。 いや、わたしの記憶もいいかげんなんで決め打ち出来ないが。 そしてそのセントラルアメリカの図式の中には、タンキュータンキューなまりのテキサスがあり、ブッシュ一族はそこに根差した、地元の土民勢力における実体経済に関わる支配層の出身者という見え方をわたしはする。
今米国で起きているのは、ロックフェラーという名前に表象された金融支配層達から、米国生まれの米国育ちの、もはやもともとの先祖国家が米国だと認識している勢力… ( 自分たちの遠いご先祖は米国においてはそれはほぼ全てが欧州からの棄民なのだが、それを強く認識せず) …これら新しい支配層達が旧来の金融支配層達を押しのけてトランプ大統領というキャラを押し上げた。
その様な認識でいるわたしは、では彼らは最終的にどのような米国にして、自らの利回りの確保と、新しい米国の形を現象化するのだろうか、というのがわたしの中で探求課題の一つになっていた。 いや、ろくに探究もしてないが。
それは広すぎる米国を一旦分割して、利回りの確保ごとに地域形成を行い、それらを緩やかに連合する形での新国家形成なのか、などとも考えたりした。 これは前述のアレクサンドルドゥーギンらの考えの更に穏やかなものになる。 ドゥーギンは米国内の意見の総意の分裂によって、内戦に近い形での各国家地域分裂のイメージを提示していた。
今ミネアポリスから発生したとされるジョージ・フロイド氏の事件から米国内部が相当おかしな動きになっているでしょう。 わたしはあれらの動きの背景は基本中国、そして世界に混乱が常に発生してくれていた方が、そしてその混乱が事前に分るのならなおよいという立場に立つ金融支配層達が背後についていると思っているが、それらの海外勢力の動きに「 乗っかって」 この米国内部の新しい支配層とでも言える連中が「 旧い支配層達の縄張りを侵蝕強奪する形で自分のもの、利回り発生装置に組み込んで、その上で不採算部門を切り捨ててしまう」 という事のダイナミックな国家全体リストラ計画とでも言えるものを、奇貨おくべし、とばかりに実行しているのではないか、と疑っている。
その様な計画が仮にあるのだとするのなら、彼ら勢力も又、来年に恐らく高い確度で起こされるだろう「 中国が起こすだろう・中国が起こさないのならそのように仕向けてやる」 というあらゆる思惑が入り込んだ米中戦争( 正確には戦争と言えるものではなく軍事衝突程度だろうが) を上手にコントロールして、米国の分断を更に彼ら新しい世代の支配層の計画の元に現象化( 現実化) する事だってあるなと今の… えーっと、なんていうか、コトバ狩りというか、ポリティコというか、早い話が米国版文化大革命の動き …これを見て思うのだ。
そうした流れの中で米国はウイグル人権法を成立させた。 これは中国にとっては看過できないものだ。 我々は中国人たちが、一般の庶民を含めて、戦後獲得した( 勝手に侵略併合したのだが) いわゆる三つの自治区における、そこに住んでいる人々に対して、彼らをどう思っているのかという事の本当の本当を知らない。 こんな言葉を使いたくないが、中国人たちは普通の感覚でこれら自治区と言われる住人を奴隷か召使とでも言える 低い存在 として認識している。
占領地における植民化政策の中で、その住人は自分たちよりも 遙かに下なのだから、何をしても構わない とどうも素で思っている。 わたしにその様にしか見えない。 で、このウィグルから出てくる様々なものが… それが西側企業における一流といわれる会社群に安い値段で部品や製品を提供していたり、内臓を西側世界中東世界に提供していたりする 奴隷市場、奴隷本拠地 である事実と、それをしているからこそ中国という国家体制が許容されているという見え方をほぼ全ての日本人庶民は獲得していない。 そういうものを壊せるのかな、といううろんげな目でわたしは今回のウィグル人権法を見ている。 無論この法律は正しい。 しかしこの後人類世界に相当の混乱が… それは支配層と言われる領域におけるそれだが、時間をおいて下々にも伝播するだろう …発生するのだろうなと言う。
冷酷で傲慢すぎてわたしは以下のコトバを言いたくない。 しかし言う。 人間程度の存在は、常に犠牲を、生贄を、存在を維持する為のエネルギーを内部の一部領域を切り離してそれをボイラーに投げ入れて熱に変換しなければ生きていけない存在だ。
だからここから以降はあまり理解しないで読んでほしい。
この現代の人類に、自由とか平等とか民権だとかの支配システムを埋め込んだ 陰始とその周辺がこれから死ぬ のだ。 今はもう行き絶え絶えの、体中にチューブが突っ込まれている様な状態で彼女は生きている。 もう彼女ではないだろうが。
今世界中で起きている、いわゆる左側の概念が何故こんなにも急速にボロボロになっているのか。 人々に無条件で支持されなくなっているのか。 それは これから明確に陰始とその勢力が死んでいなくなるから だ。 しかしそういうことを言っても誰にも通じない。
だから目に見える部分を目に見えるやり方で、何も知らない知ろうともしない領域に向けて平易に、そして精神世界のコトバなどおくびにも出さずこれを説明伝達する必要があるのです。 わかりますか。 わたしは相当前に言った。 届かないコトバは 無い ものなのだ。 最初から無いのと同じなのだと。
ここで既存の世界を維持する最後の結界が、恐らくは2024年には起きるのだという事を、今は展開しない。 しかしその動きが、陰始たちが断末魔と共にその半分以上が消えていくという事に連動しているのかどうか、それを今のわたしは説明できない。
左側の概念が始められたのは、この地上に降ろされたのは、大きくは1919年だとする。 この数字は… えーっと何だったかな、智慧ある者 だったか何だったかの、あの人物を指すものだ。 そしてその人物が 裏返ってしまっている 事を我々は知っている。
いや、まだ裏返っていないのだったかな、部下とかその辺のからみがあるから。 しかし仮に彼が裏返って人類の側に立っているのだとするのなら、これから更にこの陰始たちが人類に施した、ヒダリの概念、そして自由も民権も平等も、何もかもの何もかもが、一旦は壊れる。 それが分かるだろう。
中国は保たない。 しかし米国だって、そして欧州だってロシアだって、いやいや、全ての近代国家が、これから相当の所で壊れていく。 その壊れ方は今までは陰始たちがコントロールするものだった。 それが外れる。 わたしはどういう動きが起きるのか想像もつかない。
わたしに残された時間もそんなにあるとは思っていないが、貴方はアナタで世界なるものと再び取っ組み合いをし、 自分のコトバで それを掴んでほしい。
中国は明確に日本に対して侵略を開始せざるを得なくなるだろう。 それを念頭に今の流れを 見て ほしい。 ま、余計なお世話なんだろうけどね。