観測者の伝達 104 たかってきた人、色々終わる世界の形が、それを統括制御していた米国のもっともな不満からくる態度の反転によって変わってきている。 これからもそれは続く。 終わりの時まで。 この終わりとは、今のところ人類が滅亡するとき、ではなく、既存の世界構造が壊れて変わろうとするときまで、という意味になっている。 しかし人類の行動次第によってはそのまま滅亡コースへ変わる可能性もある。
トランプ政権がEUに対しての報復関税を発動させた。 そうすると欧州域内の各国企業が損害を被るのだから、これらが米国の中に自分たちの利益代理人として囲っている民主党( 米国民主党とは欧州の利益を代表する集団である。 それは日本の民主党も大きなところでそうだった。 そしてこれらの勢力の中心には独裁と優生思想が固まったものが隠れている) らを大きく動かして、トランプ政権の手足を縛ろうと、そして2期目の線を消そうと今、でっち上げのウクライナ騒動とやらの弾劾裁判への動きを造ろうとしている。
中韓は大きな意味では欧州の犬コロなのであり、政治思想的には欧州内部におけるこの独裁+優生思想とでも言えるものを自分たちの封建主義的な△思想、儒教などを中心とする人間支配マニュアルに接ぎ木したものを持っている。 わたしはそうとる。 だからこれらユーラシアアジアアフリカに生息する人間の、どのへんまでをまとめてしまえばいいかは分からないが、権威と独裁を好む魂の持ち主たちに対しての、そこから抜けでて自国を建国した日米という勢力が反転攻勢を仕掛けているという構造が今の対立の中にはある。
だから、10月1日という、確か米韓同盟が成立した日付だったと思うのだが、このときに開催される韓国の軍事行事に米国が参加しないというのは相当の意味がある。 国家なるもののイメージはカネと暴力によってしか維持できない。 今カネが半分以上日本が降りることによって抜けた韓国が、更に暴力としての軍隊の撤退を( 米韓同盟は維持したまま) 大きく示唆されている韓国が、今までの繰り返しの汚らしい交渉のマネごとで事態を現状維持させることはできないというのが決定的になったのが、昨今の動きだということ。
だから周辺諸国が壊れる中で我々日本がどうやって頑張っていかなければならないのかというのが大きな課題になる。
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N国の立花党首が小西議員のところに突撃しにいった動画において、小西議員は心底怯え、引きつった顔をしていた。 もう終わりだ。
彼はクチの力であらゆる存在の罵倒と、そして現行の与党を引きずり下ろすパフォーマンスばかりしてきた人に見えているが、そういう勇ましさが全て造りごとであったというのが今回のN国の突撃動画で明らかになった。
N国の立花党首は、何よりも行動をしている。 行動あるのみであり、それだけが人々に訴えかけるものであるということを彼自身一番理解してそれを実践している。 彼の思想や行動には問題がないではないが、しかしその行動する部分をわたしは評価しているのだ。 勝手にだけど。
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ウィーワーク関連でソフトバンクは1兆円以上の損害を被るのではないかと言われている。 そして株主集団訴訟もこれから起こされる。 ソフトバンクが倒れる、潰れるというのが現実のものとなってきた。 しかしそれよりも、このウィーワークという実態の無い会社であっても、それでも新規株式公開などにおいては米国投資家がカネを投げくるというものだったが、それが見込めないから中止になった…… つまり、米国の中でこれら株式関連に回すだけの余裕のマネーがなにげにないことを、米国の力が弱まっていることを示す事例になっている、こちらの方が気になる。 つまり世界的な不況入りというのはこれからどうしたってあるとは思っているのだが、それが今回ウィーワーク関連で図らずも出てしまったというそんな言い方なのだ。
既存の勢力、つまり陰始勢力というは、今のこの世界の維持に必死になっているのはわかる。 しかしそれも時間の問題なのだろうなあというのがなんとなく見えてしまった動きだ。
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香港における非常事態法への適用への動きと、黒マスクなどの着用禁止に向けての動きは、これからそう遠くない未来に中共が香港を軍事的に制圧し、その都市機能を戒厳令などで制圧して没収する前段階として象徴的なものだ。
香港警察に偽装した人民解放軍に左胸を撃たれて重傷だった高校生は一命をとりとめたがそのまま逮捕され、その後最高10年の刑があり得る騒乱罪のようなもので告発された。
中国がこの地球世界の覇権国になるというのはこれらの動きが必ずどこかで起きる世界に移動しているという事であり、それを抑えるために中共が、社会信用システムのさらなる強化の先にある、毒物解放装置付きの生体マイクロチップの義務付けを強制する社会の現実の到来だ。
これら独裁の側にたつ眷属たちこそが今の時点で人権や自由などを叫んでいる。 我々人類のこれらの概念は戦後74年間大きく上書きされてしまった事を、そのイヤな事実を正面から見つめなければならない段階にきたというのをわたしは言っておく。
2019104金曜