世界で行われている核の有効利用??? 5選チャリオット作戦(Operation Chariot)
1958年にアメリカ合衆国のアメリカ原子力委員会が提案した、アラスカに核爆発によって人工湾を作り、そこに大規模な港を作ろうとする計画。
チャガン湖(またはバラパン湖)
1965年1月15日のチャガン核実験で出来たカザフスタンの人工湖である。チャガン湖の水量はおよそ10,000,000m3で、いまだに放射能で汚染されているため、しばしば原子の湖とも呼ばれている。
セダン核実験(Sedan nuclear test)
プロウシェアー作戦の一環として1962年7月6日にネバダ核実験場の第10エリアであるユッカ平原で行われた浅深度地下核実験であり、その目的は核兵器の採鉱、掘削及びその他の民間用途への使用可能性を調査することであった。 しかし本実験により発生した放射性降下物は、米国本土で行われた核実験の中でも一番激しいものとなり、実験後に出来たセダンクレーターは米国内で最も大きな人工クレーターにもなった(現在ここはアメリカ合衆国国家歴史登録財に登録されている)。
「キャリーオール計画」
アメリカ南西部のカリフォルニア州・ユタ州・ネバダ州・アリゾナ州に広がるモハーヴェ砂漠には最大標高1181mのブリストル山脈がそびえ立っています。かつてカリフォルニア州サンタモニカとイリノイ州シカゴを結んでいたルート66(国道66号線)や、大陸横断鉄道会社のサンタフェ鉄道はブリストル山脈を南に大きく迂回(うかい)するルートをとらざるをえませんでしたが、実はブリストル山脈を核爆弾で爆破して新しいルートを建設するプロジェクト「キャリーオール計画」が策定されていました。