オランダ vs チリ【後半】FIFA ワールドカップ グループリーグ 2014オランダは、立ち上がりからディフェンスに重きを置く。チリにボールを保持されたものの、中央の突破は許さない。また、サンチェスを起点に両サイドからクロスを入れられるが、DF陣が集中した対応ではね返す。攻撃では、エース不在の中、ロッベンにボールを集めてカウンターを仕掛ける。しかし、敵の粘り強い守りを前に、チャンスにはつなげられず。スコアレスで前半を折り返す。後半に入ると、攻勢に出るオランダ。両サイドのカイトとヤンマートがポジションを高くして対面する相手を抑え込むと、前半に苦しめられたサンチェスに対してはブリントが激しい当たりを見せ、自由にプレーをさせない。そして、ボール奪取からロッベンを中心とした速攻でチャンスを生む。途中出場のフェルが後半32分に待望の先制点を奪取。さらに、終了間際にはデパイがネットを揺らして2点差に。勝負強さを誇示し、グループステージの1位通過を決めた。