ドイツ vs アルジュリア【2】2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL 決勝リーグ ラウンド16120分の激闘を制したのはドイツだった。前半はボールを回しながら隙をうかがうが、堅固な守備ブロックを構築したアルジェリアを崩せず。逆に、カウンターからピンチを招いてしまう。だが、ノイアーの好守もあり、前半をスコアレスで折り返す。後半に入り、目まぐるしく攻防が入れ替わるスリリングな展開となるが、互いに決め手を欠いたまま後半終了のホイッスルを迎え、勝負の行方は延長戦へ持ち越された。均衡が破れたのは開始から間もない延長前半2分。ミュラーがドリブルで仕掛けてクロスを送ると、シュールレが合わせて待望の先制点を奪取。足の止まったアルジェリアに対し、ドイツはゆっくりとボールを保持しながら、相手が出てきた裏を狙って追加点を狙う。終盤にはエジルがダメ押しの2点目を挙げ、ベスト8進出を果たした。対するアルジェリアも最後に一矢を報いるなど、戦前の予想とは裏腹に健闘を見せたが、一歩及ばず。初のノックアウトステージでの冒険はベスト16で幕を閉じた。