ギリシャ vs コートジボワール【後半】FIFA ワールドカップ グループリーグ 2014序盤は互いに様子を見ながら、じっくりとボールを回す展開。だが、ここでギリシャに不幸が訪れる。前半12分にコネが負傷によりピッチを去り、さらにGKのカルネジスも交代を強いられてしまう。すると、徐々に流れはコートジボワールに傾く。Yトゥレに中央からボールを散らされ、カルーとドログバが絡む攻撃に苦しめられる。しかし、守備陣が集中を切らさず食い止めると、同42分に途中交代で入ったサマリスが、カウンターから先制点を奪ってハーフタイムを迎えた。比較的ゆっくりとしたテンポで進んだ前半に対して、後半は両チームとも立ち上がりからペースを上げる。中盤でボールを奪い合い、積極的にミドルシュートを打ち合う展開が続く。ギリシャはセットプレーのピンチはしのぎ切るが、後半29分にコートジボワールの前線での見事な連係からボニーにゴールを奪われてしまう。それでも、最後まで勝利への執念を切らすことなく攻め続けると、終了間際にPKを獲得。これをサマラスが右足で決めて勝利を収め、ノックアウトステージに進出した。