FCバイエルン・ミュンヘン vs ASローマ【前半】UEFAチャンピオンズリーグ グループリーグ 2014-15FCバイエルン・ミュンヘン 2-0 ASローマ
最初の30分、バイエルンはマリオ・ゲッツェとフィリップ・ラームのミドルシュートぐらいしか見せ場がなく、逆にあっさりと先制点を奪われそうになる。しかしアレッサンドロ・フロレンツィからの鮮やかなループパスをラジャ・ナインゴランはうまく落とすことができなかった。
バイエルンはその後、ダビド・アラバのFKがわずかにポスト脇に抜けるという惜しいシーンがあったものの、なかなか自分たちの試合ができず、不満がたまっていった。このため、ハーフタイム前にアラバが前線に持ち込んで戻したボールをリベリが冷静にサイドキックで蹴り込み、ボールがポストを経由してファーコーナーに収まったときには、会場が安堵感に包まれた。
ブンデスリーガ王者は後半からより積極的に攻撃に出ていったが、すぐにはリードは広がらない。フアン・ベルナトが蹴り上げたシュートはローマのGKウカシュ・スコルプスキの不意を突いたものの、ラフィーニャのクロスに合わせたアラバのシュートはクロスバーを越える。