オランダ vs アルゼンチン【3】2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL 決勝トーナメント 準決勝 アルゼンチンは、立ち上がりから守備に比重を置いてオランダのオフェンスを封じる。強固なブロックを形成し、攻撃の中心であるロッベンに自由を与えない。そして、ボールを奪取すると敵陣深くまで進入。セットプレーなどでチャンスを創出する。しかし、好機を生かし切れないまま無得点で前半を折り返す。後半に入ると、連戦の疲労が影響したのか足が止まり始める。オフェンスが停滞したことでオランダの反撃を許してしまうが、ここでチームを救ったのはマスチェラーノだ。広範囲に顔を出して突破を阻止。さらに、決定機でも体を張ったプレーでゴールを死守した。延長戦でも得点を挙げられなかったものの、マスチェラーノが本領を発揮して無失点に抑える。そして、PK戦を制したのはアルゼンチンだった。1番手のメッシが冷静に決めるなど、キッカー全員が成功。ロメロも好セーブを見せ、6大会ぶりの決勝進出を果たした。