クロアチア vs メキシコ【後半】FIFA ワールドカップ グループリーグ 2014開始直後から、メキシコが自慢のパスワークで相手に圧力を掛けていく。対するクロアチアもカウンターからチャンスをうかがい、きっ抗した展開が続く。緊迫した好ゲームは、スコアレスで前半を折り返した。後半に入ると、勝利が欲しいクロアチアに、少しずつ焦りの色が見え始める。メキシコはそれをあざ笑うかのように、落ち着いてボールをつないでいく。すると、後半27分にマルケスが頭で押し込み、メキシコが待望の先制点を挙げる。動揺が隠せないクロアチアに対し、同30分にグアルダード、同37分にエルナンデスが追加点を奪い、一気に試合を決定づけた。クロアチアも同42分に1点を返して意地を見せたが、反撃もそこまで。グループステージ突破を懸けた大一番は、試合巧者ぶりを見せつけたメキシコが3-1で制した。一方のクロアチアは、開幕戦では素晴らしい戦いを披露したものの、ベスト16進出はならなかった。