ロシア vs 韓国【後半】FIFAワールドカップ グループリーグ 2014開始直後から互いにリスクを冒さない、ディフェンシブな展開となった。相手にボールを奪われると素早く帰陣し、守備ブロックを形成。逆に、守備から攻撃への切り替えは遅く、両チームともほとんどチャンスを作れないまま、前半を折り返した。後半に入って先に動いたのは韓国。後半11分にイグノを投入し、攻撃の姿勢を示すと、それが見事に実を結ぶ。同23分にペナルティエリアの外からイグノが強引に打ったシュートはGKのミスを誘い、先制に成功。ビハインドとなったロシアだが、こちらも途中出場の選手が結果を出す。同29分にゴール前の混戦から途中出場のケルジャコフが決め、ゲームを振り出しに戻した。敗戦だけは避けたい両者は、暑さの影響もあってか、徐々にペースを落として終盤に突入する。結局、最後までスコアは動かずにタイムアップ。互いに勝点1を分け合い、最低限の目標を達成する形となった。