ボスニアヘルツェゴビナ vs イラン【後半】FIFA ワールドカップ グループリーグ 2014ボスニアヘルツェゴビナがワールドカップでの初勝利を収め、新たな歴史の一ページを刻んだ。立ち上がりからリトリートしてブロックを形成するイランの前に、ボールは回せるものの、チャンスを作れない。均衡した展開となるが、これを打破したのはやはりエースだった。前半23分にピャニッチからのパスを受けたジェコがドリブルを開始。ペナルティエリア手前で左足を振り抜き、チームに待望の先制点をもたらした。リードを奪ったことでイランに積極性が生まれるも、これに落ち着いて対応。前線からのプレスを華麗なパスワークでいなし、相手に主導権を渡さない。追加点のチャンスをうかがっていくと、後半14分にはピャニッチが右足でゴールを決め、理想的な展開に。同37分にグーチャンネジャードにネットを揺らされるも、直後にブルサイェビッチが相手の気勢をそぐ得点を挙げ、試合を決定づけた。