日本 vs ギリシャ【前半】FIFAワールドカップ グループリーグ 2014 日本は最後までギリシャの牙城を崩せず、スコアレスドローに終わった。立ち上がりから互いに守備に重きを置く静かな展開の中で、先に主導権を握ったのは日本。積極的にミドルシュートを放ち、リズムをつかんだ。また、先発で起用された大久保が前線で流動的に動き回り、相手をかく乱する。だが、得点を奪うことはできずに時間だけが経過。前半38分にはカツラニスが退場して数的優位となるも、逆に相手に鋭いシュートを打たれるなど、ひやりとするシーンを作られた。後半に入ると、日本がボールを保持し、一方的にギリシャを押し込む展開に。後半開始と同時に投入された遠藤がタクトを振り、相手のゴールに迫る。しかし、後半23分と同26分に訪れた決定機を決められず。終盤には吉田を前線に上げてパワープレーを敢行するも、結実しないままタイムアップ。グループステージ突破の可能性は残されたものの、厳しい状況に立たされてしまった。