ブラジル vs メキシコ【後半】FIFAワールドカップ グループリーグ 2014初戦を勝利で飾り、ノックアウトステージ進出に向けて前進したい両チームの対戦は、勝点1を分け合う結果となった。前半の主導権を握ったのはブラジル。練習中に負傷したフッキを欠いた布陣となったが、ネイマールとオスカルが攻撃陣をけん引。ネイマールとマルセロによる左サイドからのチャンスメイクや、オスカルのクロスやミドルシュートなどで見せ場を作った。しかし、フレッジを狙ったボールは、ことごとくオフサイドを取られ、決定機を作れず。スコアレスで迎えた後半は、メキシコのパスワークの前に、守備陣は際どい対応を迫られるシーンが増加。ボールを奪ってカウンターを仕掛けても、シュートの精度を欠いてしまう。セットプレーから決定機を作るが、試合を通じて好調を維持したオチョアの前に、ネットを揺らすことはできなかった。0-0という結果ではあるが、厳しいコンタクトでボールを奪い合い、攻守が頻繁に入れ替わる激しい展開となり、非常に見応えのある一戦となった。