フランス vs ドイツ【後半】2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL 決勝トーナメント 準々決勝ドイツがベスト4進出を果たした。序盤から主導権を握り、ボールを保持しながら攻め込むと、前半13分にはクロースのセットプレーからフンメルスがゴールを奪い、先制に成功する。その後も攻撃の手を緩めずに仕掛けるが、チャンスを創出できない。すると、フランスにディフェンスラインの裏を狙われ、スルーパスを幾度も通されてしまう。苦しい展開になるが、ノイアーが守備範囲の広さを生かし、前半を無失点で折り返す。後半に入ると、高い位置を保っていた最終ラインがフランスのスルーパスを警戒してか下がり始め、守勢に回る場面が増える。時間が進むにつれて中盤のフィルターの効果がなくなると、幾度もペナルティエリア内に進入されてしまう。だが、ここでチームを救ったのはノイアー。幾多のピンチを的確なセービングで防ぎ、ゴールを死守。相手のミスにも助けられ、最後まで最少得点差を守り切った。