❶大統領のアメリカ史 ジョージ・ワシントン編http://blog.livedoor.jp/yusuke1138/
ジョージ=ワシントン
George Washington 1732-99
アメリカ独立戦争の指導者で、アメリカ合衆国初代大統領。
ヴァージニアの大農園主。先祖はピューリタン革命で追放された国教会聖職者。アメリカ移住後4代目にあたる。始め測量技師となり、後軍人として七年戦争で功をたてる。
58年よりヴァージニア代議会議員。オハイオ川流域の開拓と投資を企てるがインディアンの抵抗と1774年のイギリスの強圧的諸条令で不可能となり、反英闘争に参加する事となった。
1775年、大陸会議において独立軍総司令官に任命され、独立戦争を指導し、1783年までの戦いで独立を達成した。
その後、1787年には憲法制定会議議長となり、憲法の規定に従って選挙が行われた結果、1789年、初代アメリカ合衆国大統領に就任した。
アメリカ合衆国の建国当時は、憲法制定過程から連邦派(フェデラリスト)と反連邦派(アンチ=フェデラリスト)の論争があり、ワシントン政権のもとでも財務長官のハミルトンは前者に、国務長官のジェファソンは後者に属し、対立していたが、ワシントンは大統領として中立の立場を取り、両派の均衡をはかりつつ、国内秩序回復に務めた。
1792年には大統領に再任されたが、1796年、大統領の三期連続を自ら不適当として引退を表明した。
引退にあたって、アメリカ合衆国の外交政策の基本としてヨーロッパ諸国の争いに巻き込まれないようにするため、中立策を説き、孤立主義の源流となった。
1799年に死去、翌年の1800年にその名を冠した新首都ワシントン特別区が完成し、遷都した。
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