オーストラリア vs スペイン【後半】FIFA ワールドカップ グループリーグ 2014序盤は互いにパス回しから攻略を図っていく。だが、両者とも攻撃のテンポが上がらず、フィニッシュまで持ち込めない場面が多発。それでも、次第に「無敵艦隊」が本来の姿を取り戻す。敵陣でゲームを進めると、鮮やかな攻撃から最後はビジャがゴールを奪取。スペインは今大会で初めて、流れの中からの得点が生まれた。1点のリードを保ったまま、前半を折り返す。後半に入っても
、スペインがゆったりとしたパスワークを展開。時計の針を順調に進めながら、機を見た縦パスでオーストラリアのゴールを襲う。すると、イニエスタの狙い澄ましたスルーパスからトーレスが追加点。その後には途中出場のマタにもゴールが生まれ、リードを着々と広げる。守備陣も相手に決定機を最後まで作らせず、終わってみれば3-0の完勝。グループステージ敗退という屈辱を味わうこととなったが、最後に前回大会の王者の意地を見せつけた。