ドイツ vs ポルトガル【後半】FIFAワールドカップ グループリーグ 2014 ドイツがポルトガルに大勝を収め、好スタートを切った。立ち上がりから前線の選手がポジションチェンジを繰り返し、相手をかく乱。前半12分にはミュラーがPKを確実に決め、先制点を奪う。以降もパス回しがさえ渡り、敵に狙いどころを絞らせずにゲームを進める。すると、同32分にはフンメルスがヘディングシュートをたたき込み、追加点を奪取。退場者が出た相手を尻目に、アディショナルタイムにはミュラーが左足でネットを揺らし、最高の形で前半を折り返す。後半に入ると、ややペースは落ちたものの、盤石の試合運びを披露。強固なディフェンスでチャンスを作らせず、カウンターからゴールを狙う。後半33分にはミュラーがハットトリックを達成し、ゴールショーを締めくくった。唯一の不安材料は負傷交代したフンメルスの状態か。一方のポルトガルは、持ち前の高速カウンターがほとんど見られず。グループステージ突破に暗雲が立ち込める厳しい初戦となった。