オランダ vs メキシコ【後半】2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL 決勝リーグ ラウンド16フンテラールが2得点に絡む活躍を見せ、オランダが勝利を飾った。立ち上がりから強固な守備ブロックを作り、カウンターのタイミングをうかがう。しかし、メキシコのオフェンスの圧力に押され、個人技で翻弄される。ミドルサードでプレスが掛からず、ペナルティエリア内への進入を許す苦しい展開に。さらに、相手の攻めがシュートで終わったため、速攻を仕掛けられない。集中を切らさずに前半をスコアレスで折り返したが、後半3分にメキシコに先制点を献上。苦境に立たされると、ベンチワークで打開を試みる。4バックに切り替え、最前線にフンテラールを投入すると、これが功を奏す。フンテラールへロングボールを集め、同43分にフンテラールの落としをスナイデルが豪快にたたき込んで同点に。終了間際にはロッベンが獲得したPKをフンテラールが冷静に決めて逆転に成功。勝利への執念を見せ、ベスト8進出を果たした。